トモヤの気まぐれで書かれるブログ。

yahooブログから移行してきた者です。ニチアサや深夜アニメの箇条書きの説明&感想しか書いてないけど、良かったら読んでください。

アンデッドアンラック、第23話「ボクの知らない物語」

○主な出来事。
・安野先生。
 椅子に座らせた 魂の抜けた風子の体に向かって、仕事用の椅子に座り 語りかける安野先生。

  安野「アンディ君は、今 もう1つの人生を体験している。
     ”もし風子ちゃんと 遥か昔から出会っていたら”・・・という、ね。
     もちろん彼の人生は変わらない。
     でも、もしもの記憶は 彼に ちゃんと残る。 その記憶は きっと彼の心を強くする」

 そんな安野先生の背後で、見慣れた古代遺物(アーティファクト)の足が動く。

  安野「邪魔を するなら、死んでもらうよ。
     アンダー君?」

 そう言って振り返る安野先生。
 そこには、リップとバニーの姿が(・ω´・)
 そして・・・姿の見えない もう1人。

 安野先生は微笑む(・ω´・)

・前回の あらすじ。
 ヴィクトルと渡り合える力を得ていたかというと、若干 語弊が ある気は するが・・・
 不運弾(アンラックバレット)は、ヴィクトルの予測を越えた技では あったな(´ω`)

・安野先生 VS アンダー。
 床に散らばっている原稿を寝転がって読んでいるバニーを よそに、安野先生とリップが交戦中(・ω´・)
 それほど広くない仕事部屋の中で、遠慮なく『クレセント』撃ってくるリップ(・ω´・;)
 まぁ、片腕しか無いのにオータムの爪で弾き飛ばす安野先生も たいがいだが(・ω´・)

  リップ「俺達は未来が知りたいんだ。 あんたが描かなかった部分のね。
      教えないと、必死で守っている後ろの2人、本気で斬るよ」
  安野「断る」

 余裕の表情(゜ω゜)
 未来を知っているって事は、リップ達の襲撃も知っていたし、2人を斬られないという結果も知っているんだろうか?

  リップ「はぁ・・・」
  ???「くっはははは」

 何も無い空間に浮かぶ1つの目(・ω´・)

  リップ「ショーン、まだだ」
  ショーン「嫌だね」

 ショーンと呼ばれた人物の顔の一部が宙に浮かんで”見える”(・ω´・)

  ショーン「あのガキを殺せば、俺は あんたよりアンダーでの席次が上に なる。
       腹 裂いたヤツの言う事なんざ、もう聞かねぇよ」

 リップが腹を裂いた・・・つまり、その見えない理由から言っても『不可視(アンシーン)』の人物ってワケだ・・・(・ω´・)
 ショーンさんは、明らかに本人の 本来の位置に在るものではない”第3の目”を閉じると、再び完全に姿を消す。

  リップ「はぁ・・・」

 呆れた ため息をつくリップだが・・・まぁ それに関してはショーンさんに同情するよ(゜ω゜)
 仲間だって言われても、腹を裂いて脅してきた人を好きになるのは難しい。

 リップは改めて安野先生に問う。

  リップ「あんた、過去も終わりも知ってんだろ? その2人を助けて どうすんの?」

 すると

  安野「助ける? はははっ 違うよ」

 と否定する安野先生(゜ω゜)

  リップ「そうかい」

 リップは、飛び上がると 再びクレセントを放ってくる(・ω´・)
 オータムの爪で防ぐ安野先生(・ω´・)

  安野「彼らが居るから、オレは生きてる。
     だから今度は、ボクが助けるんだ!」

 一人称が『オレ』から『ボク』に。

 攻撃を受けきれず、右腕も切り落とされる安野先生・・・(・ω´・;)

 サブタイ『ボクの知らない物語』・・・(・ω´・)

・九能明。
 回想が始まる。

 『九能明は、母子家庭で育った』
 『漫画の読み聞かせで寝付く変わった子で、いつからか母親が 逆に彼の想像の物語を聞かされるようになった』
 『キャラを作り、話を作り、絵を描く。 それで笑顔になる母を見るのが、彼は好きだった』

 ある日、九能少年は、路地裏で 1本のGペンを見つける。
 それを拾い上げようとした瞬間・・・頭の中に映像が流れ込む。

 『その古代遺物の名は、Gライナー』
 『最初に触れた者は、その回のループの過去と未来を すべて見る事ができる』
 『今、九能明の脳内に このループの記憶が流れ込んだ』

  九能「すげぇ! 何!? この お話!?
     ヒテイシャ? ゆーま? あーてぃふぁくと? すんごいSFスペクタクルだ!」

 恐らく流れ込んだ記憶の量は桁外れに多いだろうが、黙示録(アポカリプス)に ぶち込まれた風子とは違い
 肉体的なダメージは無く、その記憶にある出来事に純粋に感動し、歓喜する九能少年。

  九能「こうしちゃいられない! さっそくママに お話ししよう!」

 九能少年は、そう言って走り出し、路地から飛び出すと・・・歩いている男性と ぶつか・・・らず 体を すり抜ける(・ω´・)

  九能「ぶつかってしまい、申し訳ない! 大変 興奮しておりまして・・・」

 ぶつかったと思い込んだ九能少年は、振り返って男性に謝るが、男性は”気づかず”歩き去っていく。

  九能「・・・あれ?」

 『それと同時に、彼は 否定者にも選ばれた』

 帰宅した九能少年は、流れ込んだ記憶をもとに、登場人物を描き出す。

  九能「今のうちにキャラを描いちゃおう。 そんでママに見せる!
     ママは どれが好きかなぁ リップかなぁ?
     でもボクは やっぱり・・・」

 そんな中、九能少年の お母様が帰宅。

  九能「あ、帰ってきた!」

  九能母「ただいま~。 ごはん買ってきちゃった。ごめんね~」

 玄関から、九能少年に そう声をかける お母様。

  九能「あ、ママ! 見て!これ!
     いっぱい描いたよ、カッコいいの! ママには これ あげるね?」

 2階から降りてきて、嬉しそうに お母様に絵を見せる九能少年。

  九能「こいつは、リップって いって・・・
  九能母「ん? 明~?」
  九能「え?」

 目の前に居る 九能少年に気づかず、家の奥へ再度 呼びかける お母様。

  九能母「コロッケ~。 お肉屋さんの~」
  九能「は・・・?」
  九能母「冷めちゃうよ~?」

 お母様は、家に入っていく・・・九能少年の体を突き抜けて・・・。
 九能少年の絶望の表情・・・。

 『九能明 強制発動型否定者』

 否定能力は、だいたいクソだが・・・自己対象強制が1番 業が深い・・・。

 その夜。

  九能母「はい・・・はい・・・居ないんです どこにも・・・!
      友達の家にも確認して・・・お願いします・・・うちの子を・・・うちの子を・・・見つけてください・・・」

 行方不明の電話をかける お母様。
 その背後に、九能少年は 確かに”居る”のに・・・お母様には気づいてもらえない・・・。

 『常時 明の言動 行動 及び それで起こった外的変化は・・・自身以外の生物に感知されない』
 『どれだけ叫んでも どれだけ触れても 誰も気づきはしない』

 ここの九能少年の悲痛な表情が、ホント堪える・・・作中で1番 可哀相に思う場面・・・。


 九能少年の部屋でランドセル抱える お母様・・・。

  九能母「どこに居るの・・・?」
  九能「居るよ・・・」
  九能母「生きてるの・・・?」
  九能「生きてるよ・・・」
  九能母「神様・・・どうか お願いします・・・」
  九能「あっ・・・」
  九能母「明が どこかで・・・笑顔で生きていますように・・・。
      大好きな漫画が たくさん・・・描けますように・・・」

 クソ神がよ!!!(・ω´・)

 だが、九能少年は お母様の言葉で、手にしたGライナーを握りしめ、決意する。
 荷物を背負い、家を出る九能少年。

  九能(おそらく、ボクは否定者で、この能力は死ぬまで解けない。
     じゃあ、死ぬか?
     違う。
     あの日のボクに流れ込んできた お話で、一番好きなアンディと風子ちゃんは、否定能力から逃げず、最後まで戦った)

 九能少年は絵を描き続け、青年になった頃には だいぶ上達していた。

  九能(だから僕も戦う! 漫画を描く! それを望むママのために!
     そして いつか、それを教えてくれた みんなの勇姿を知ってもらうために!)

 ユニオンに想いを馳せる九能青年。

  九能(たくさん練習して、1本 投稿用の読み切りを描いた。
     アンディ君達の お話を・・・とも思ったけれど、最初は自分の力だけで描きたかった。
     タイトルは『君に伝われ』
     ただの青臭い恋愛漫画

 原稿を封筒に収めたところで、九能青年は考える。

  九能「ペンネームか・・・。
     まぁ、どうせ読まれないし、何でもいいか」

 そう思い、ふと頭に浮かんだ

  九能「あ・・・『誰も知らない』・・・『安野雲(UN KNOWN)』ってね」

 それを応募すると、見事に掲載。
 立ち読みしてそれを知った九能青年。

  九能「は? 『受賞者の安野さん、連絡先が書かれておりません。至急連絡を』・・・。
     『即連載を お約束』・・・あっ・・・」

 涙ぐむ(´ω`)

  九能(安野雲として、かつ 九能明と繋がるものさえ描かなければ、ボクは・・・ボクは みんなに・・・知ってもらえる!)

 連載後、ジーナさんも読んでいたんだ(´ω`)


 ある年の夏。

  看護師「これ、最近 流行ってるんですよ。『君伝』、九能さんも読みます?」

 入院中の女性・・・お年を召しているが、間違いない。九能青年の お母様だ(´ω`)
 九能青年の作品が、お母様の手に渡る。
 お母様は単行本を開くと

  九能母「あら。 ふふっ 素敵な絵ね」

 そう言って微笑む(´ω`)


 その後、集英社の編集室を仕事場にした九能青年。
 姿が見えないので はっきりとは気づかれないが、安野雲名義で漫画を描く際に使う消しゴムの減りは気づかれてる模様。
 描くほうは、Gライナー(古代遺物ゆえにインクの減りは無い?)で描いてるから大丈夫みたいだが。

  九能(連載が始まって しばらく経った頃、ボクは また あの記憶を思い出し、考えていた)

 それは、主にアンディと風子の事。

  九能(あの2人の物語。 あれは事実なんだろうかと)

 Gライナーで流れ込んだ記憶に関して、Gライナー自体の事は含まれていないようで、現実か空想かも判然としないらしい九能青年。

  九能「やけにリアルだったよなぁ。
     いや、でも まさか・・・」

 そう思いつつ、カレンダーを見ると、現在は8月。

  九能「あぁ・・・そういえば、この年の8月、アンディは日本に居合を習いに来ていた・・・」

 それを思い出すと、Gライナーを置く九能青年。


 そして、九能青年は山を登る。

  九能(この機会を逃すと、アンディは2020年の8月まで日本に来ない。
     半信半疑だったけど、ボクは思い切って 記憶を頼りに現地へ向かった)

 重い足取りで登っていく。

  九能「もっと運動しなきゃな・・・」

 真夏の暑い時期に、大荷物を背負っての山道はキツそう(^-^;)

 そんなところ・・・九能青年の目の前で木が斬り倒される。

  九能「はっ・・・!」

 九能青年は、倒れてきた方向へ走る。

 すると目の前には・・・

  友才「見事! それぞ、月光流居合『盈月』よ!」

 女性師範の元、居合を習得したアンディの姿が(・ω´・)

  九能(本当・・・だった)

 衝撃を受ける九能青年(´ω`)

  アンディ「これが居合だぜ、ジョシュ」

 ジョシュさんにも見せてあげたかった・・・(´ω`)

  九能(アンディが目の前に居る!)

 感極まる九能青年は・・・

  九能「アンディーーー!!」

 抱きつこうとするが・・・すり抜けてしまう・・・ホント、この能力・・・(・ω・`)

  アンディ「じゃあな。 楽しかったぜ、友才」

 女性師範に そう伝えて去ろうとするアンディ。

  友才「待って!
     たった1年で免許皆伝とはな。 それだけの才、逃しはしないぞ。
     これも何かの縁だろう? ここに残ってくれ!」

 女性師範、友才さんは アンディを引き止める。

  友才「その・・・後継ぎも欲しいしなぁ・・・。
     お、お前となら亡き父も喜ぶはずだ!」

 アンディの事が好きらしい友才さんは、頬を染めながら言う(´ω`)
 アンディは少し、考えたあと

  アンディ「いいね」

 と。

  九能「ちょっ! アンディには風子ちゃんが居るでしょ!?」

 アンディの記憶の本での出来事と違い、九能青年に起きた現実である事を考えると、この時点では まだ風子には会ってないだろうけどね。
 まぁ、未来の事も知ってる九能青年的には、もうカップリングとして成立してるから、他のカップリングは解釈違いって事で。

 アンディは言葉を続ける。

  アンディ「俺より長く生きられるならな」
  九能「あ・・・」

 不死(アンデッド)としての身の上を聞かされていたのか、アンディの言葉が叶わないと理解すると、友才さんは笠で顔を隠し、涙を流す・・・。

  九能(そうだ・・・否定者は苦しんでる。
     他の みんなも そうだった)

 九能青年は、他の否定者の・・・能力の発現による悲劇を思い出す。
 崖の下に手を伸ばすシェンさん。
 お墓の前に座るビリーさん。
 車椅子の友達の前で泣くトップくん。
 悲痛な表情のニコさん。

  九能(理不尽に襲い掛かる否定の力に悩み、もがきながらも 神を殺すために戦った。
     でも、この記憶が確かなら・・・ボクは知ってしまっている。
     彼らは負ける。 アンディと風子ちゃんを失う事で・・・)

 倒れたジュイスさんと、神の前で立ち尽くすヴィクトル・・・。

  九能(そんな事があっていいのか!? いいわけない!
     この事実を みんなは知らない! よりによって知っているのはボクだけ・・・。
     いや、あえて選ばれて、弄ばれてるんだ)

 だからこそ、Gライナーを手にした瞬間、能力が発現したんだ・・・そんな都合よく、前の同能力の否定者が死ぬとは思えない。

  九能(何か・・・何か手は無いのか・・・。
     誰にも知ってもらえないボクでも、みんなに未来を伝える方法は・・・!)

 そこで九能青年は気づく。

  九能「・・・漫画だ!」

  九能(安野雲名義でなら、世に作品を出せる理(ルール)の穴! これを利用すれば、未来の情報を描き込める!)

 それこそが『君伝』が、予言書である理由。
 九能青年は、Gライナーを手に取る。

  九能(でも、これがボクの できる最善手か?
     全部を そのまま描いてしまったら、本来すべき成長も止まってしまうのでは?
     みんな、いろんな想いの中 命を懸け、学び、成長している。
     アンディの過去だって、ビリーの裏切りの顛末だって、知る過程に意味が ある。
     取捨選択しろ! 最善に向けて未来を変えるために!)

 使命を帯びた九能青年。
 各人の成長にまで気を遣う、孤独な戦いだよな・・・。

  九能(最優先は、オータム戦。 ここが分岐点! 唯一の油断!)

 オータム戦で、見えない何か・・・いや、不可視であるショーンさんによる攻撃で命を奪われる風子(・ω´・)
 3話前の あの場面は、九能青年の知る未来だった。

  九能(これだけは、絶対にボクが変える!)


  九能(そのために必要なものを集めるんだ)

 ユニオンの図書館にも忍び込んで、情報を集める。

  ジーナ「ねぇ、ここに あった図鑑は?」
  ニコ「また失くしたのか」
  ジーナ「今回は違う!」

 今、九能青年が読んでるから、ちょっと待ってて(^-^;)


  九能(みんなも頑張ってる! ボクだって同じ否定者だ!)

 険しいジャングルのような場所へ自ら赴き、古代遺物を手に入れた九能青年(・ω´・)魂の口径(ソウルキャリバー)か。

  九能(今度は、ボクが助ける!)

 その決意・・・(・ω´・)

君の知らない物語
 倒れる安野先生(・ω´・;)

  安野(Xデーは、2020年12月5日。 今日、この日! この瞬間!)

 アンディの本から風子の魂が飛び出す。
 そしてアンディの本も、元のアンディの姿に戻っていく。

  ショーン(狙うは喉元!)

 風子の体にショーンさんが迫る(・ω´・;)

 アンディが完全に元の姿に戻り

  安野「アンディ君!『死閃(デッドライン)』だ!」
  アンディ「へへっ」

 安野先生の言葉に、反射的に応じ

  アンディ「死閃!」

 即座に死閃を放つアンディ(・ω´・)
 背の低いリップは上体を逸らして何とか避け、バニーは かがんでいたので命中を逃れる。
 だが、今まさに風子の体に斬りかかろうとしていたショーンさんは・・・

 『2020年12月5日』
 『九能明が見た未来では、安野雲不在の中、オータムとの交戦中 不可視による見えない凶刃によって、出雲風子は死んでいた』
 『だが・・・』

 目を覚ました風子。

  風子「先生!」

 すると、残った腕も失った安野先生が目に入り、駆け寄る。

  風子「右腕まで・・・うっ」

 吐き気を催す風子(・ω・`)

  アンディ「風子」

 アンディに呼ばれて振り返る風子。
 足元に転がっているショーンさんを見る。

  風子(誰?)

 原作を見るに、上半身と下半身で真っ二つのショーンさんを見て、吐き気を催したのかと思ったけど、安野先生の腕のほうだけだったんだね。

  アンディ「こいつは不可視。 アンダー側に盗られた否定者だ。
       位置的に、間違いなく お前を殺そうとしていた。
       安野の声が無ければ 危ないところだった。
       切り替えろ。 本の中で教えたろ?」
  風子「ん・・・」
  アンディ「忘れたか?」

 そう言って笑うアンディ(´ω`)安野先生が言っていた通り、本の中での事は ちゃんとアンディの中にも記憶として残っている。

 風子は、口の中まで 込み上げてきたものを飲み込み、銃を取り出す(´ω`)
 アンディは、死刃(デッドブレイド)を出して、風子と背中合わせに(´ω`)

  アンディ「良い旅だったな」
  風子「うん」

  安野「やった・・・」

 涙を浮かべる安野先生。

  安野「ここからは・・・ボクの知らない物語だ」

 そう笑顔で、声を震わせて言う(´ω`)

・ED。
 友才さんは、すみぺでぃあさんだったか(´∀`)気づかなかった。毎度ながら、声が多彩なんだよなぁ。
 九能さんの お母様は、綾ちゃん(´ω`)
 ↑すみぺでぃあさんだけで、ユニさん・・・またプリキュアが1人来たか・・・と思ったら、おうし座のプリンセスまで(´ω`)
 バニーの木野さん=フワも併せて、キラやば~っ☆過ぎる(^-^;)

・アンダー、動く。
 死閃で屋根が吹っ飛んだんで、上空に飛び上がるリップ。

  リップ「バックスは、不運を やれ!」
  バニー「『バックス』は やめてなのら! 可愛くない!」

 自分の名前、嫌いか(^-^;)

 そんなバニー、風子のほうを確認すると・・・。

  バニー「その銃、キレイなのらね。 バニーに 頂戴なのら!」

 そう言って向かってくる。

  風子「うさぎ!?
     ・・・撃つ?」

 銃に目を向ける風子。
 だが、銃をズボンに差し込むと、手袋を外す。

  風子(いや、あの子も否定者なら、受け身はダメ!)

 アンディと共に飛び出す風子(・ω´・)
 そして、バニーに触れる(・ω´・)

 はたき落とされたバニーは、床に落ち、転がって壁に ぶつかる。

  風子「ごめん! 大した不運は こないと思うけど」
  バニー「うわ~ん! ぶたれたのら~!」

 泣く(^-^;)

  バニー「リップゥゥ! でも ちゃんと盗れたのら~! 勝ったのら~!」

 風子に はたき落された瞬間、風子の銃を奪っていたバニー(・ω´・)
 着ぐるみの手に、埋め込まれるように銃は固定されている(・ω´・)

  風子「アタシの銃!」

 ズボンを確認すると、確かに無い。

 バニーは、銃を完全に着ぐるみの中に取り込んでしまう(・ω´・)どういう素材・・・というか、どういう能力・・・?

  バニー「ふぃ~、できた~! 銃もらったのら~

 喜んでいるところ、床が崩れて落下するバニー(・ω´・)不運が。

  風子「大丈夫!?」

 開いた穴に駆け寄る風子。
 そこへ着陸するリップ。

  リップ「ちっ・・・バニーも まだ早かったか」

 明らかに、性格的に戦闘員向きじゃないしな(゜ω゜)

  リップ「ショーンといい、上手く いかないな。
      まぁ、1人のほうが やりやすいか」

 走刃脚のブーストを吹かすリップ。

  風子「ん・・・一緒にオータム捕まえませんか!?」
  リップ「はぁ?」
  風子「同じ否定者同士、真の目的は神殺しなんじゃないんですか? 協力したほうが いいですよ、絶対!」

 無言で風子を見据えるリップ。

  風子「そのためにも、まずは一緒にオータムを捕まえて、4つの課題(クエスト)クリアを目指して・・・」
  リップ「神殺しは、ボスの目的だ」
  風子「あっ・・・」
  リップ「クリードは国盗り、ファンは古代遺物集め、俺とラトラは お前らのボスが持っているであろうアークが欲しい。
      皆、目的は違うが、利害が一致した場合のみ、集まり協力する。 それが俺らアンダーだ。
      アークに関して、何か情報を くれるなら いいぜ。共闘しよう。
      無いなら邪魔だ。ここで死ね」

 ビリーさんが、裏切りついでに円卓と黙示録を かっさらってくるってのが あったから精神的に余裕が あったけど
 それも失敗して時間に余裕が無くなってきたせいか、以前よりも攻撃的なリップ(・ω´・)

  風子「アークって、ジュイスさんがループに使ったっていう。 なんで、それに こだわってるの?」

 風子は尋ねる。
 が、リップが答えるより先に

  安野「やめたほうが良い。
     オレは知っている。 君もラトラちゃんも、アークには乗れない」
  リップ「ん?」

 走刃脚のブーストを止めるリップ。

  風子「えっ?」
  安野「それどころか、ラトラちゃんまで失うよ」
  リップ「!」

 ラトラさん”まで”(゜ω゜)
 リップの脳裏に浮かぶ、雨に打たれる・・・お墓。

  リップ「治せる・・・命だった」

 ブーストを再点火。

  リップ「だからアークで やり直す。
      アイツのためなら、俺は すべてを かけられる。 両脚だろうが、寿命だろうが、他人の命だってな!」

 誰かの命を救おうとしている・・・(゜ω゜)リップも、根っからの悪人ではない・・・。

  リップ「分かったら退け! オータムは うちが もらう」

 ▼
   ラトラ「私だって そうよ!
       アンタひとりでカッコつけてんじゃないわよ、リップ!
       私だって、あの子を救うためなら 何だって するんだから!」

  OPでも映ってた魔法のホウキといった感じの飛行する乗り物(古代遺物?)でオータムを追いつつ、通信でリップに言い放つラトラさん。
 ▲

  リップ「ああ。 そうだな、ラトラ」
  バニー「えっ? ラトラねーたま来てるのら?」

 穴から這い上がってきらバニー(´ω`)

 ▼
   ラトラ「今、そっちにオータムが向かってる。
       さっきまで あった でかい本に釣られてるみたい」

  アンディの本か。 読み甲斐は あるだろうけど、アンディも もう本には なってやらんだろう。

   ラトラ「どうする? ここで やるの?」
 ▲

  リップ「ああ」

 リップはバニーを背負って飛び、ラトラさんに合流を図る。
 そして、アンディと風子も血の噴射で飛び、ついて行く。

 オータムは目前。

  アンディ/リップ「オータムは こっちのもんだ!」

 さぁ、いよいよオータム編も最終局面だな(・ω´・)

○次回は、第24話「『君に伝われ』」
 安野先生による語りは無い。
 いや、信じれば聞こえるだろう・・・そこに居るはずの、彼の声が。


・MOON。
 世界観は よく解らないけど、なんか ほのぼのして好き(´ω`)