トモヤの気まぐれで書かれるブログ。

yahooブログから移行してきた者です。ニチアサや深夜アニメの箇条書きの説明&感想しか書いてないけど、良かったら読んでください。

アンデッドアンラック、第19話「あんでっど+あんらっく」

○主な出来事。
・予言書。
 前回ラストを少し遡ったところから。

  ジュイス「アンディ、風子。 君達に任せたい調査が ある」
  風子「あい! 任せろください!」
  ジュイス「それは、ある本が本物かどうかだ」
  風子「本?」
  ジュイス「その本には、この世界の過去と、この先の未来が ある古代遺物(アーティファクト)によって描かれている可能性が ある」

 予言書と言うべき代物(・ω´・)

  ジュイス「ビリーが謀反した以上、ここからは すべて私も知らないルートだ。
       この未知の状況下で4つの課題(クエスト)をクリアするには、その本が絶対に必要だ」
  風子「過去と未来が描かれた・・・」
  力「本・・・」
  風子「で・・・でも、いいんですか? そんな大事な任務」
  ジュイス「ぜひ、君達に任せたいんだ」
  風子「あ・・・」
  ジュイス「見れば その理由も分かる。 これだ」

 そう言ってジュイスさんが懐から取り出した、当該の本。それは・・・

  アンディ「ん?」
  風子「あっ!」

・前回の あらすじ。
 世界のループ。
 ジュイスさん、そしてヴィクトルのループを越えているという境遇。
 重い真実の中、ユニオンは結束を固める。
 そして、予言書として取り出された本に、驚く風子。・・・然も在りなん(^-^;)

・予言書の正体。

  風子「はっ! そ、それは・・・!
     我が人生のバイブルにして、少女漫画界 最長刊行記録を持つ 安野雲先生の最高傑作・・・『君に伝われ』!通称 君伝(きみつた)!」

 予言書の話だったのでは?(^-^;)

  ジュイス「そうだ。そして・・・」

 2冊目を取り出すジュイスさん。・・・原作には無いキャプ翼感(^-^;)

  ジュイス「これは君伝 第20巻。宇宙サッカー部襲来編だ。
       危うく宇宙サッカー部に、校舎諸共 吹き飛ばされるところだったが
       部長の『正義(ジャスティス)!!螺旋弾(スパイラルシュート)』で、全ゴールを破壊し平和を取り戻した」

 技名のところだけ ずいぶん感情 込めましたね(^-^;)

  ジュイス「この話、何かに似ていないか?」
  風子「あっ!」

 思い出される、アクスを追い払ったジュイスさんの『不正義(アンジャスティス)』の事。

  風子「この前の宇宙人!」
  ジュイス「他にも、11巻から18巻までの ド腐れ高校乱闘編もスポイル戦を予知したものに見えなくもない。 調査すべきだ」
  風子・タチアナ「ん!」

 風子だけでなく、調査を言い渡されていないタチアナも やる気を見せる(´ω`)

  トップ「はい、ボス!」
  ジュイス「なんだ? トップ」
  トップ「んなわけなくね?
      ってか、その『君伝』って何?」
  風子「知らないの!? トップくん! 君伝はSF長編少女漫画の金字塔だよ!」
  タチアナ「バトル展開も あるから、トップでも読めるわよ!」

 「男でも読めるわよ」のセリフは、昨今のジェンダー等の配慮のためか、トップくん個人を指す言い方に変えられたようだな(´ω`)

  風子「全101巻!」
  トップ「101!?」

 タチアナにより、目の前に全巻 置かれるトップくん(^-^;)今、読めと?

  風子「でも、漫画の事以外 何も分かんないんですよね。 作者の情報とか全然 無くて」
  ジュイス「その通り。
       私の想像通り『君伝』が古代遺物『Gライナー』で描かれたものだとすると
       描かれたもの それ自体は理(ルール)追加の影響を受けない」
  アンディ「つまり、生原稿は言語統一されず日本語のまま」
  ジュイス「そうだ」

 アニオリ設定なのか、原作でも設定上そうだったが言及されなかったのか、Gライナーの効果の説明が ここで明らかにされたな(゜ω゜)

  風子「・・・生原稿」

 色めき立つ風子(^-^;)
 いや、そういう生っぽさじゃないと思う(^-^;)俺も よく知らないけど。

  ジュイス「アンディ、風子。 君達に頼みたいのは2つ。
       生原稿の状態確認と、作者 安野雲の情報入手を頼みたい。 手段は任せる」
  アンディ「その2つが あるとすれば出版社。 だが、簡単には見せねぇだろう。
       と、するとだ・・・」

 思案するアンディ。

  トップ「すげぇ!」

 トップくん、YO・N・DE・RU(^-^;)

  アンディ「良い漫画描いて 持ち込みゃいいんじゃねぇか?」
  風子・タチアナ「はぁ~!?」

 思いがけないアイディア(^-^;)

・漫画制作。
 『2020年』
 『12月3日』

 スターウォーズとかのイメージの洋画のOPテロップで語るじゃん(^-^;)

  ミコ「パピィが ここ使っていいって」

 と、空き部屋へ案内してくれるミコさん(´ω`)

  アンディ「ありがとよ」

 漫画を描く設備は整っていて、風子も興味深そうにキョロキョロ見回している(^-^;)

  アンディ「あぁ、迷惑ついでに このリストに あるもん手配できるか?」
  ミコ「あいあい!」

 素直に動いてくれるミコさん(´ω`)

 創作に入るが・・・早くも 真っ白に なってる風子(^-^;)へのへのもへじ

  アンディ「なに悩んでんだ?」
  風子「無理だよ! なんで私が作る事に なってんの!?
     私は創作物を ほくほく楽しむ側であって、そこには大きな壁が あるんですよ!」

 わかります(´ω`)ツクールのエターナり民として。

  アンディ「まとめんのは俺が やる」
  風子「は?」
  アンディ「オッケーユニグル」

 「オッケーグーグル」みたく検索する(^-^;)ユニオン専用の検索ツールだから『ユニグル』か。
 そして、検索した漫画の制作工程が表示される。

  アンディ「漫画完成までの流れってのは、こんな感じだ」
  風子「え? アンディ作った事あんの?」
  アンディ「1からは無ぇな。 手塚が漫画 盛り上げてた時に ちょっと かじった」
  風子「てづ・・・」

 イメージ図が浮かぶが、自主規制(^-^;)トキワという名の荘の顔ぶれ。
 ってか、ここのアンディの口振りの「古き友は言った」感よな(^-^;)

  アンディ「構成やら背景技術なんかは こっちで やる。
       だが、すべての大本・・・」

 『2.ROUGH DRAFT』

 検索したら『草稿』『下書き』といったものらしい。

  アンディ「ここだけは、魂の熱さがモノを言う。 誰も助けてくれない」
  風子「あっ・・・」
  アンディ「少女漫画に、1番 詳しいのは お前なんだ。
       お前は ただ、自分が死ぬほど ときめく彼氏とシチュエーションを考えりゃあいい」
  風子「ん・・・」

 このシーンが すでに少女漫画っぽかったが(^-^;)

  アンディ「できるか? 風子」
  風子「んっ・・・うん!」

 風子の やる気が みなぎる(・ω´・)
 早速 机に向かう風子。

  アンディ「なんだ、ずいぶんスマートだな。 もっと恥ずかしがるんだと思ったんだが」
  風子「そんな事してらんないよ! 恥ずかしいくらいで、迷惑かけたくないし。
     それに・・・」
  アンディ「ん?」
  風子「もし『君伝』が本物の予言書だったら、ビリーさん達を止める何かが描かれてるかもだし」
  アンディ「タチアナのためか」
  風子「もちろん、それも あるけど。
     もし、この漫画が上手く作れたらさ、自分の気持ちが もっと理解できる気が するの。
     そしたら・・・そしたらさ・・・もっと もっと 強い不運を呼べるから!」

 アンディのため、か(゜ω゜)

  アンディ「・・・ああ。それは楽しみだ」

 感情の読み取れないアンディの声色。
 地球が崩壊しても死なない事が判明した今、風子の この言葉も気休めにしかならないのかもしれない・・・(・ω・`)


 その後、草稿が完成。
 アンディが確認。

  風子「どう?・・・あ、あんまり じっくり読まないでほしいんだけど・・・」

 恥ずかしがる風子 可愛い(´ω`)

  アンディ「んん・・・いいね、最高だ!」
  風子「あ・・・ははっ!」

 嬉しそうな風子(´ω`)
 自分の創作物が認められるというのは、どんな気持ちだろうか(´ω`)

  アンディ「こっからネーム構成に入る! 1時間で終わらせっから、各自 作画の準備に入れ!」
  風子「各自?」

  ミコ「シュキピーン!」

 1号ライダーのポーズで現れたミコさん(´ω`)
 それとムイさんと、台車を押してきたボウさん(´ω`)

  ムイ「あの~、呼ばれて来ましたが」
  風子「ムイちゃん! ミコちゃん!」
  シェン「あの~、何か 僕も手伝う事が あれば」
  アンディ「筋トレしてろ。 お前の能力は危ねぇ」
  シェン「知道了(ヂーダオラ)・・・」

 申し出を無下にされるシェンさん、落涙(^-^;)

 『パンパンダ♪』

 アイキャッチ的に差し込まれるパンパンダ(^-^;)

  風子「でも、漫画って 作るのに時間かかるよ?」
  アンディ「問題無い。
       ミコ、頼んだブツを」
  ミコ「あいあい!」

 飛び出してきたミコさんが、ペ○ちゃんみたいな表情で

  ミコ「がっちゃんこ~!」

 錬金・・・じゃない、ユニオンの科学の装置を風子に装着(´ω`)

  風子「うわ~!勝手に~!」

 リュックのように背負われた装置から、6本のアームが(´ω`)

  アンディ「脳波を使って動かせるロボットアームだ。 これで6倍 早く終わる」
  風子「力技!」

 だが、アームの制御が上手くいかず、アンディの服を引きちってしまう風子(^-^;)
 ミコさんの目を手で覆うボウさん(^-^;)

  風子「でも全然 上手く動かせないよ!」
  アンディ「わかってる。 だから1時間やる。 慣れろ」
  風子「んな無茶な!」

 無茶な(^-^;)
 そして、黒海苔まで引きちぎr

 『ゴメイワクおかけします。』

 放送事故(^-^;)風子パンパンダが頭下げてる。

 アームの操作に苦心する風子。

  タチアナ「自分を俯瞰で見るイメージよ」
  風子「あっ」
  タチアナ「1度 コツを覚えれば あとは楽なものよ」
  風子「タチアナちゃん!」

 常時 それで生活してるタチアナのアドバイス、助かる(´ω`)
 そして なぜかアーマーの額部分に『ONI』のハチマキ(^-^;)

  タチアナ「特訓よ、風子!」

 ONI教官!(^-^;)

・引き続き、漫画創作。

  タチアナ「風子・・・」
  風子「タチアナちゃん・・・」

 特訓を終え、抱き合う2人(´ω`)

  風子「鍛えてくれて ありがとう」
  タチアナ「当たり前でしょ。友達だもの」

 美しい友情(´ω`)

  風子「おかげで動かせるようになったよ」
  タチアナ「ん・・・私も・・・漫画 手伝いたいの。
       場所、狭くなっちゃうけど」
  風子「大歓迎だよ! 一緒に やろ」

 場所は十分な広さ あるし、風子の装置同様 複数のアームを使えるタチアナが手伝ってくれるなら助かるのは間違いない(´ω`)
 そうでなくとも、友達の申し出は嬉しいでしょうし(´ω`)・・・さっき断られた人が居た? いや、憶えてないけど(^-^;)

  アンディ「ネームできたぞ!」
  風子「早っ!」

 『パンパンダ♪』

 クセになるな(^-^;)

 栄養ドリンクの準備よし。
 風子も準備万端。

 風子と同様の装置を使い、ミコさん、ボウさんも原稿を描く。
 アンディは、力くんと相談中。
 ムイさんは、装置を使わず身体能力で装置を使ってる並の速度 出してる(^-^;)

 どんどん描き上げられていく原稿(´ω`)

 言われた通り筋トレしてるシェンさん(^-^;)

 トップくんは、一心さんと一緒に君伝 読んでる(^-^;)おそらく一心さんも楽しいはず。

 ニコさんとフィルくんは、君伝を読んでるってよりは解析中かな?(^-^;)

  ジュイス「手伝おう」
  アンディ「助かる」

 髪を まとめて、袖を まくったジュイスさん(´ω`)素敵。

 作業中・・・。
 風子は、隣の机のジュイスさんに話しかける。

  風子「予言書って聞いてから、改めて『君伝』を読み返したんですけど
     無いんですよ。ビリーさんの謀反や、今回の課題を示唆するような話が。
     というより、不自然に抜けてるんです。
     クライマックスが近づくにつれて、展開が明らかに飛び飛びで。
     私、リアルタイムで読んでて『あれ?読み飛ばしたっけ?』って なりましたもん」
  ジュイス「つまり、作者が意図的に描かなかった?」
  風子「たぶん・・・はっ!」
  ジュイス「そちらも確認してみる必要が あるな。
       次は どのコマを手伝おうか?・・・ん?」

 氷漬けの風子(^-^;)さ、裁判長? 風子が何の罪を・・・(^-^;)

 『パンパンダ↓♪』

 遺体の場所に貼られたテープのように『重野チカラここで眠る!』と現場に残されてる(^-^;)永眠じゃねぇよな?

 大量の栄養ドリンクの空きビンの前で眠るミコさん。
 おそらくミコさんに顔に落書きされて眠るボウさん(^-^;)
 寝姿がセクシーなムイさん(´ω`)
 アーマーから煙が立つタチアナ・・・拘束の機能が弱って、意図せずUTエリア開放したりしないだろうね?(^-^;)

 なおも起きて作業を続ける風子(・ω´・)
 休憩しつつ見守るアンディとジュイスさん。

 寝ずに解析してるニコさんとフィルくん(^-^;)

 さすがに読み疲れて寝るトップくん。一心さんは・・・表情が読めないから起きてるか分からん(^-^;)

 律義に筋トレを続けるシェンさん(^-^;)シェンという曲か? お前もう帰って寝ろ。

 そして、ついに原稿が完成し、アンディに確認してもらう。
 アンディが笑みを浮かべた事でホッとした風子は、そのまま眠ってしまう(´ω`)お疲れ様。

 完成した漫画は『UNDEAD+UNLUCK』

・持ち込み。
 『12月5日』
 『東京 神保町』

 集英社の社屋前。

  アンディ「本当に1人で行くのか?」
  風子「う・・・うん」
  アンディ「俺が居たほうが何かといいんじゃ
  風子「いや、その・・・ちょっと少女漫画描きには見えないっていうか・・・」
  アンディ「ん?」

 服装は、古き良き漫画家スタイルではあるけど、アンディのガタイと顔じゃ少女漫画っぽくはないわな(^-^;)

  風子「ほら、信用されるのが目的だし」
  アンディ「ん・・・」

 自分でも納得は納得か(^-^;)

  風子「ホントごめんね。 待っててね」

 手を振る風子に、アンディも笑顔で手を振って応える。
 ・・・けど、姿が見えなくなったあと落ち込む(^-^;)クロちゃんも茶化せないほど。


 軽食を注文し、待つ風子。

  多比岡「いや~、どうも。待たせて ごめんね。
      初めての子だよね?」

 持ち込みを受けてくれた編集者の多比岡さんが現れる(´ω`)

  風子「あ、はい」

 緊張気味に立ち上がって答える風子。

  多比岡「じゃあ、早速 見せて」

 原稿を見せる風子。

  多比岡「『アンデッド +(プラス)アンラック』ね」
  風子「あ、プラスは読まない感じで」
  多比岡「あぁ、そう」

 そこ、こだわり。

 一通り目を通すと、多比岡さんは

  多比岡「これ、どれくらいで描いたの?」

 と尋ねる。

  風子「え・・・えっと・・・」
    (相場が分かんない・・・1日なんて言えないし・・・)

 手伝ってもらったとはいえ、非現実的すぎる(^-^;)

  風子「い・・・1週間くらいで」
  多比岡「1週間!? それだけで これ描いたの!?」
  風子「はいぃ!」

 それでも非現実的だった(^-^;)

  風子(良く思われるためなんです! 世の漫画家さん ごめんなさい!)

 イメージ図の、血が滴ったような『探さないでください』の書置き、やめて(^-^;)

  多比岡「構成も やけに こなれてる。 18で これかぁ」
  風子(そこはアンディの部分・・・)

 漫画だけを やってたわけじゃないとはいえ、150年近い年季よ(^-^;)

  多比岡「それに、キャラの絵が なんだか良いね」
  風子「はえっ!?」
  多比岡「もちろん、線やデザインは構成と違って てんでダメだし」
  風子「がっ・・・!」
  多比岡「絵柄も古臭い」

 風子の この作品ではなく、戸塚さんの読み切りとしての『アンデッド+アンラック』を初めに見た時は 俺も そう思ったけど・・・(^-^;)

  多比岡「デザインセンスも あまり無い感じだけど・・・」
  風子「ふがっ!」

 風子、しっかりしろ(^-^;)傷は浅いぞ。

  多比岡「だけど、愛嬌が あるっていうか・・・。伝わってくるよ」
  風子「へ?」
  多比岡「君が、本当に このヒーローが好きなんだって事が」

 アンディ似の・・・ね(´ω`)

  多比岡「モデルとか居るの?」
  風子「あ・・・」
  多比岡「居ないか さすがに!ゾンビの彼氏なんて」
  風子「そうですね。
     そんな人、もし居たら 好きになっちゃいますね」

 居るから、好きになったのね(´ω`)

  多比岡「どうする? このまま賞に出すかい? 良いとこ行くと思うよ」
  風子「あ! お願いします!」

 1人で作ったわけじゃなく、製作期間も誤魔化したが、その どちらも作品自体の評価には関係無いだろうから、多比岡さんの言葉は嬉しいね(´ω`)

  風子「えっと、それで・・・あの・・・もし、良ければなんですけど・・・」
  多比岡「ん?」

 本題・・・というか、当初の目的のほうへ(・ω´・)


  多比岡「なるほどねぇ。
      君が『君伝』ファンだって聞いて納得したよ。
      あれもSF色が強い 変わった作品だったからね」

 多比岡さんは、仕事場へ案内してくれる。

  多比岡「普段は こういうのダメなんだけど、特別だ」
  風子「じゃ、じゃあ生原稿を本当に?」
  多比岡「ああ。 最近、デジタル原稿ばっかで こういう機会も減ったしね」

 そう言って、現行の保管庫を開けてくれる(´ω`)

  多比岡「アナログ原稿のパワーを見るといいよ」

 気の良い編集さんだよね、多比岡さん(´ω`)

  多比岡「え~っと・・・。
      ん~・・・あれ? おかしいな、なんだろう? この文字」
  風子「はっ!」

 案の定、生原稿は英語ではなく『君に伝われ』と日本語で書かれていた(・ω´・)

  風子「アンディ、日本語!」

 エンブレムの通信でアンディに伝える風子。

 ▼
   アンディ「ああ、確定だ」
 ▲

 ▼
   ジュイス「『君伝』は、やはり予言書だ、風子」
 ▲

 頷く風子(・ω´・)

  風子「あの、『君伝』って没エピソードありますよね?」

 風子は多比岡さんに尋ねる。

  多比岡「なんで知ってるの?」
  風子「え? いや・・・その・・・
     安野先生って、お話の構成が とっても上手じゃないですか。
     でも、後半のほう ちょっと不自然な話の進みが目立ってたので・・・。
     いや お話は ずっと面白いんですけどっ」

 不可解に思われたので、誤魔化すために まくし立てて言う風子(^-^;)

  多比岡「そうなのよ! やっぱ分かる!? 3つも お蔵入りしたのよ!」

 風子の見解に、編集者としても同じ思いだったらしい多比岡さんは、積極的に話してくれる(^-^;)

  風子「3つ・・・」
  多比岡「『公平くん裏切り編』、『四季四天王編』、『安藤くんの過去編』」

 『公平くん裏切り編』・・・「不公平だろう」と口にしていたビリーさんの裏切りについてと見て 間違いない(・ω´・)
 『四季四天王編』・・・今回の課題の件だな(・ω´・)
 『安藤くんの過去編』・・・安藤(あんどう)=アンディのもじり。つまり、アンディの過去(・ω´・)

 ▼
   ジュイス「2人共、今すぐ安野雲と接触しろ!
        ヤツは未来の情報を意図的に描かなかった。 その意図と、未来の情報が欲しい。
        恐らくアンダーは この情報に気づいていない。情報を独占し、有利を取る!
        必要なら他のメンバーも向かわせる。増員の判断はアンディに一任する」

  ユニオンにとっても最優先事項ってわけだな(・ω´・)
 ▲

  風子「で、でも安野先生が どこに居るかも解らないんですよ?」

 うん(・ω´・)そこが問題なんd

  多比岡「あっ、安野先生。私です。多比岡です」
  風子「あっ!」

 多比岡さんが安野先生に電話を(・ω´・)

  多比岡「いつも通り無言で構いませんので、用件だけ。
      1つは、お預かりしている原稿が すり変わってるかもって話で
      もう1つは、今月の月例賞の審査の お願いでして・・・」
  風子「あ、あの・・・」
  多比岡「1つ目のほうは、こっちで もう少し調べてから報告します。
      2つ目の審査のほうは・・・
  風子「あの!電話、代わってもらえませんか!?」
  多比岡「はぁ?」

 ファンとはいえ、不躾な お願い(^-^;)

  多比岡「そんな事、できるわけ・・・
  アンディ「あぁん?」

 いつの間にかアンディきてれぅ(^-^;)

  アンディ「あぁ?」

 凄むな凄むな(^-^;)可哀相だろ。
 まぁ、原作の 風子から いきなり銃を突きつけられるのよりマシかもだが(^-^;)

  アンディ「ああぁっ?」
  多比岡「うっ・・・」

 怖くて逆らえず、電話を風子に渡す多比岡さん(^-^;)すみません、うちのアンディが(^-^;)

  風子「ありがとうございます」

 きちんと お礼を言って受け取る。

  風子「もしもし、安野先生。
     初めまして。出雲風子って言います。
     私の漫画、読んでもらえるでしょうか? ぜひ あなたに読んでもらいたいんです。
     もし遠くに居るようなら、こちらが足を運びますので」
  多比岡「ふぅ・・・無駄よ。 安野先生は、他人と しゃべらない。
      見た事だって無いんだから・・・」

  安野『面白いの?』

  風子「えっ?」
  多比岡「いっ?」
  アンディ「フッ」

 返答が あった(・ω´・;)

  安野『読んで面白かったら会うよ。
     5時間後、カナダのスタンレーパークのベンチに おいで。
     2人 一緒にね』

 安野先生は、それだけ伝えると通話を切る。

  多比岡「は・・・初めて 声 聞いた」

 光栄な事だね(´ω`)生の安野先生の声じゃないのはアレだが。

 アンディと風子は、行動を開始する(・ω´・)

 『集英社本社内の出雲風子に関する記憶を』
 『17時00分』
 『消去』

 これで、誰にも知られなかった・・・ね(´ω`)

・ED。
 安野雲/ナレーション 内山夕実。これで明らかになったわけですね(´ω`)

 多比岡さん、ちーさまさんだったのか(^-^;)気づかなかった。

○次回は、20話「安野雲」
 また真面目な予告に戻りましたね・・・(・ω´・)
 秋・・・オータム編の始まりだ(・ω´・)