○主な出来事。
・予言書。
前回ラストを少し遡ったところから。
ジュイス「アンディ、風子。 君達に任せたい調査が ある」
風子「あい! 任せろください!」
ジュイス「それは、ある本が本物かどうかだ」
風子「本?」
ジュイス「その本には、この世界の過去と、この先の未来が ある古代遺物(アーティファクト)によって描かれている可能性が ある」
予言書と言うべき代物(・ω´・)
ジュイス「ビリーが謀反した以上、ここからは すべて私も知らないルートだ。
この未知の状況下で4つの課題(クエスト)をクリアするには、その本が絶対に必要だ」
風子「過去と未来が描かれた・・・」
力「本・・・」
風子「で・・・でも、いいんですか? そんな大事な任務」
ジュイス「ぜひ、君達に任せたいんだ」
風子「あ・・・」
ジュイス「見れば その理由も分かる。 これだ」
そう言ってジュイスさんが懐から取り出した、当該の本。それは・・・
アンディ「ん?」
風子「あっ!」
・前回の あらすじ。
世界のループ。
ジュイスさん、そしてヴィクトルのループを越えているという境遇。
重い真実の中、ユニオンは結束を固める。
そして、予言書として取り出された本に、驚く風子。・・・然も在りなん(^-^;)
・予言書の正体。
風子「はっ! そ、それは・・・!
我が人生のバイブルにして、少女漫画界 最長刊行記録を持つ 安野雲先生の最高傑作・・・『君に伝われ』!通称 君伝(きみつた)!」
予言書の話だったのでは?(^-^;)
ジュイス「そうだ。そして・・・」
2冊目を取り出すジュイスさん。・・・原作には無いキャプ翼感(^-^;)
ジュイス「これは君伝 第20巻。宇宙サッカー部襲来編だ。
危うく宇宙サッカー部に、校舎諸共 吹き飛ばされるところだったが
部長の『正義(ジャスティス)!!螺旋弾(スパイラルシュート)』で、全ゴールを破壊し平和を取り戻した」
技名のところだけ ずいぶん感情 込めましたね(^-^;)
ジュイス「この話、何かに似ていないか?」
風子「あっ!」
思い出される、アクスを追い払ったジュイスさんの『不正義(アンジャスティス)』の事。
風子「この前の宇宙人!」
ジュイス「他にも、11巻から18巻までの ド腐れ高校乱闘編もスポイル戦を予知したものに見えなくもない。 調査すべきだ」
風子・タチアナ「ん!」
風子だけでなく、調査を言い渡されていないタチアナも やる気を見せる(´ω`)
トップ「はい、ボス!」
ジュイス「なんだ? トップ」
トップ「んなわけなくね?
ってか、その『君伝』って何?」
風子「知らないの!? トップくん! 君伝はSF長編少女漫画の金字塔だよ!」
タチアナ「バトル展開も あるから、トップでも読めるわよ!」
「男でも読めるわよ」のセリフは、昨今のジェンダー等の配慮のためか、トップくん個人を指す言い方に変えられたようだな(´ω`)
風子「全101巻!」
トップ「101!?」
タチアナにより、目の前に全巻 置かれるトップくん(^-^;)今、読めと?
風子「でも、漫画の事以外 何も分かんないんですよね。 作者の情報とか全然 無くて」
ジュイス「その通り。
私の想像通り『君伝』が古代遺物『Gライナー』で描かれたものだとすると
描かれたもの それ自体は理(ルール)追加の影響を受けない」
アンディ「つまり、生原稿は言語統一されず日本語のまま」
ジュイス「そうだ」
アニオリ設定なのか、原作でも設定上そうだったが言及されなかったのか、Gライナーの効果の説明が ここで明らかにされたな(゜ω゜)
風子「・・・生原稿」
色めき立つ風子(^-^;)
いや、そういう生っぽさじゃないと思う(^-^;)俺も よく知らないけど。
ジュイス「アンディ、風子。 君達に頼みたいのは2つ。
生原稿の状態確認と、作者 安野雲の情報入手を頼みたい。 手段は任せる」
アンディ「その2つが あるとすれば出版社。 だが、簡単には見せねぇだろう。
と、するとだ・・・」
思案するアンディ。
トップ「すげぇ!」
トップくん、YO・N・DE・RU(^-^;)
アンディ「良い漫画描いて 持ち込みゃいいんじゃねぇか?」
風子・タチアナ「はぁ~!?」
思いがけないアイディア(^-^;)
・漫画制作。
『2020年』
『12月3日』
スターウォーズとかのイメージの洋画のOPテロップで語るじゃん(^-^;)
ミコ「パピィが ここ使っていいって」
と、空き部屋へ案内してくれるミコさん(´ω`)
アンディ「ありがとよ」
漫画を描く設備は整っていて、風子も興味深そうにキョロキョロ見回している(^-^;)
アンディ「あぁ、迷惑ついでに このリストに あるもん手配できるか?」
ミコ「あいあい!」
素直に動いてくれるミコさん(´ω`)
創作に入るが・・・早くも 真っ白に なってる風子(^-^;)へのへのもへじ。
アンディ「なに悩んでんだ?」
風子「無理だよ! なんで私が作る事に なってんの!?
私は創作物を ほくほく楽しむ側であって、そこには大きな壁が あるんですよ!」
わかります(´ω`)ツクールのエターナり民として。
アンディ「まとめんのは俺が やる」
風子「は?」
アンディ「オッケーユニグル」
「オッケーグーグル」みたく検索する(^-^;)ユニオン専用の検索ツールだから『ユニグル』か。
そして、検索した漫画の制作工程が表示される。
アンディ「漫画完成までの流れってのは、こんな感じだ」
風子「え? アンディ作った事あんの?」
アンディ「1からは無ぇな。 手塚が漫画 盛り上げてた時に ちょっと かじった」
風子「てづ・・・」
イメージ図が浮かぶが、自主規制(^-^;)トキワという名の荘の顔ぶれ。
ってか、ここのアンディの口振りの「古き友は言った」感よな(^-^;)
アンディ「構成やら背景技術なんかは こっちで やる。
だが、すべての大本・・・」
『2.ROUGH DRAFT』
検索したら『草稿』『下書き』といったものらしい。
アンディ「ここだけは、魂の熱さがモノを言う。 誰も助けてくれない」
風子「あっ・・・」
アンディ「少女漫画に、1番 詳しいのは お前なんだ。
お前は ただ、自分が死ぬほど ときめく彼氏とシチュエーションを考えりゃあいい」
風子「ん・・・」
このシーンが すでに少女漫画っぽかったが(^-^;)
アンディ「できるか? 風子」
風子「んっ・・・うん!」
風子の やる気が みなぎる(・ω´・)
早速 机に向かう風子。
アンディ「なんだ、ずいぶんスマートだな。 もっと恥ずかしがるんだと思ったんだが」
風子「そんな事してらんないよ! 恥ずかしいくらいで、迷惑かけたくないし。
それに・・・」
アンディ「ん?」
風子「もし『君伝』が本物の予言書だったら、ビリーさん達を止める何かが描かれてるかもだし」
アンディ「タチアナのためか」
風子「もちろん、それも あるけど。
もし、この漫画が上手く作れたらさ、自分の気持ちが もっと理解できる気が するの。
そしたら・・・そしたらさ・・・もっと もっと 強い不運を呼べるから!」
アンディのため、か(゜ω゜)
アンディ「・・・ああ。それは楽しみだ」
感情の読み取れないアンディの声色。
地球が崩壊しても死なない事が判明した今、風子の この言葉も気休めにしかならないのかもしれない・・・(・ω・`)
その後、草稿が完成。
アンディが確認。
風子「どう?・・・あ、あんまり じっくり読まないでほしいんだけど・・・」
恥ずかしがる風子 可愛い(´ω`)
アンディ「んん・・・いいね、最高だ!」
風子「あ・・・ははっ!」
嬉しそうな風子(´ω`)
自分の創作物が認められるというのは、どんな気持ちだろうか(´ω`)
アンディ「こっからネーム構成に入る! 1時間で終わらせっから、各自 作画の準備に入れ!」
風子「各自?」
ミコ「シュキピーン!」
1号ライダーのポーズで現れたミコさん(´ω`)
それとムイさんと、台車を押してきたボウさん(´ω`)
ムイ「あの~、呼ばれて来ましたが」
風子「ムイちゃん! ミコちゃん!」
シェン「あの~、何か 僕も手伝う事が あれば」
アンディ「筋トレしてろ。 お前の能力は危ねぇ」
シェン「知道了(ヂーダオラ)・・・」
申し出を無下にされるシェンさん、落涙(^-^;)
『パンパンダ♪』
アイキャッチ的に差し込まれるパンパンダ(^-^;)
風子「でも、漫画って 作るのに時間かかるよ?」
アンディ「問題無い。
ミコ、頼んだブツを」
ミコ「あいあい!」
飛び出してきたミコさんが、ペ○ちゃんみたいな表情で
ミコ「がっちゃんこ~!」
錬金・・・じゃない、ユニオンの科学の装置を風子に装着(´ω`)
風子「うわ~!勝手に~!」
リュックのように背負われた装置から、6本のアームが(´ω`)
アンディ「脳波を使って動かせるロボットアームだ。 これで6倍 早く終わる」
風子「力技!」
だが、アームの制御が上手くいかず、アンディの服を引きちってしまう風子(^-^;)
ミコさんの目を手で覆うボウさん(^-^;)
風子「でも全然 上手く動かせないよ!」
アンディ「わかってる。 だから1時間やる。 慣れろ」
風子「んな無茶な!」
無茶な(^-^;)
そして、黒海苔まで引きちぎr
『ゴメイワクおかけします。』
放送事故(^-^;)風子パンパンダが頭下げてる。
アームの操作に苦心する風子。
タチアナ「自分を俯瞰で見るイメージよ」
風子「あっ」
タチアナ「1度 コツを覚えれば あとは楽なものよ」
風子「タチアナちゃん!」
常時 それで生活してるタチアナのアドバイス、助かる(´ω`)
そして なぜかアーマーの額部分に『ONI』のハチマキ(^-^;)
タチアナ「特訓よ、風子!」
ONI教官!(^-^;)
・引き続き、漫画創作。
タチアナ「風子・・・」
風子「タチアナちゃん・・・」
特訓を終え、抱き合う2人(´ω`)
風子「鍛えてくれて ありがとう」
タチアナ「当たり前でしょ。友達だもの」
美しい友情(´ω`)
風子「おかげで動かせるようになったよ」
タチアナ「ん・・・私も・・・漫画 手伝いたいの。
場所、狭くなっちゃうけど」
風子「大歓迎だよ! 一緒に やろ」
場所は十分な広さ あるし、風子の装置同様 複数のアームを使えるタチアナが手伝ってくれるなら助かるのは間違いない(´ω`)
そうでなくとも、友達の申し出は嬉しいでしょうし(´ω`)・・・さっき断られた人が居た? いや、憶えてないけど(^-^;)
アンディ「ネームできたぞ!」
風子「早っ!」
『パンパンダ♪』
クセになるな(^-^;)
栄養ドリンクの準備よし。
風子も準備万端。
風子と同様の装置を使い、ミコさん、ボウさんも原稿を描く。
アンディは、力くんと相談中。
ムイさんは、装置を使わず身体能力で装置を使ってる並の速度 出してる(^-^;)
どんどん描き上げられていく原稿(´ω`)
言われた通り筋トレしてるシェンさん(^-^;)
トップくんは、一心さんと一緒に君伝 読んでる(^-^;)おそらく一心さんも楽しいはず。
ニコさんとフィルくんは、君伝を読んでるってよりは解析中かな?(^-^;)
ジュイス「手伝おう」
アンディ「助かる」
髪を まとめて、袖を まくったジュイスさん(´ω`)素敵。
作業中・・・。
風子は、隣の机のジュイスさんに話しかける。
風子「予言書って聞いてから、改めて『君伝』を読み返したんですけど
無いんですよ。ビリーさんの謀反や、今回の課題を示唆するような話が。
というより、不自然に抜けてるんです。
クライマックスが近づくにつれて、展開が明らかに飛び飛びで。
私、リアルタイムで読んでて『あれ?読み飛ばしたっけ?』って なりましたもん」
ジュイス「つまり、作者が意図的に描かなかった?」
風子「たぶん・・・はっ!」
ジュイス「そちらも確認してみる必要が あるな。
次は どのコマを手伝おうか?・・・ん?」
氷漬けの風子(^-^;)さ、裁判長? 風子が何の罪を・・・(^-^;)
『パンパンダ↓♪』
遺体の場所に貼られたテープのように『重野チカラここで眠る!』と現場に残されてる(^-^;)永眠じゃねぇよな?
大量の栄養ドリンクの空きビンの前で眠るミコさん。
おそらくミコさんに顔に落書きされて眠るボウさん(^-^;)
寝姿がセクシーなムイさん(´ω`)
アーマーから煙が立つタチアナ・・・拘束の機能が弱って、意図せずUTエリア開放したりしないだろうね?(^-^;)
なおも起きて作業を続ける風子(・ω´・)
休憩しつつ見守るアンディとジュイスさん。
寝ずに解析してるニコさんとフィルくん(^-^;)
さすがに読み疲れて寝るトップくん。一心さんは・・・表情が読めないから起きてるか分からん(^-^;)
律義に筋トレを続けるシェンさん(^-^;)シェンという曲か? お前もう帰って寝ろ。
そして、ついに原稿が完成し、アンディに確認してもらう。
アンディが笑みを浮かべた事でホッとした風子は、そのまま眠ってしまう(´ω`)お疲れ様。
完成した漫画は『UNDEAD+UNLUCK』
・持ち込み。
『12月5日』
『東京 神保町』
集英社の社屋前。
アンディ「本当に1人で行くのか?」
風子「う・・・うん」
アンディ「俺が居たほうが何かといいんじゃ
風子「いや、その・・・ちょっと少女漫画描きには見えないっていうか・・・」
アンディ「ん?」
服装は、古き良き漫画家スタイルではあるけど、アンディのガタイと顔じゃ少女漫画っぽくはないわな(^-^;)
風子「ほら、信用されるのが目的だし」
アンディ「ん・・・」
自分でも納得は納得か(^-^;)
風子「ホントごめんね。 待っててね」
手を振る風子に、アンディも笑顔で手を振って応える。
・・・けど、姿が見えなくなったあと落ち込む(^-^;)クロちゃんも茶化せないほど。
軽食を注文し、待つ風子。
多比岡「いや~、どうも。待たせて ごめんね。
初めての子だよね?」
持ち込みを受けてくれた編集者の多比岡さんが現れる(´ω`)
風子「あ、はい」
緊張気味に立ち上がって答える風子。
多比岡「じゃあ、早速 見せて」
原稿を見せる風子。
多比岡「『アンデッド +(プラス)アンラック』ね」
風子「あ、プラスは読まない感じで」
多比岡「あぁ、そう」
そこ、こだわり。
一通り目を通すと、多比岡さんは
多比岡「これ、どれくらいで描いたの?」
と尋ねる。
風子「え・・・えっと・・・」
(相場が分かんない・・・1日なんて言えないし・・・)
手伝ってもらったとはいえ、非現実的すぎる(^-^;)
風子「い・・・1週間くらいで」
多比岡「1週間!? それだけで これ描いたの!?」
風子「はいぃ!」
それでも非現実的だった(^-^;)
風子(良く思われるためなんです! 世の漫画家さん ごめんなさい!)
イメージ図の、血が滴ったような『探さないでください』の書置き、やめて(^-^;)
多比岡「構成も やけに こなれてる。 18で これかぁ」
風子(そこはアンディの部分・・・)
漫画だけを やってたわけじゃないとはいえ、150年近い年季よ(^-^;)
多比岡「それに、キャラの絵が なんだか良いね」
風子「はえっ!?」
多比岡「もちろん、線やデザインは構成と違って てんでダメだし」
風子「がっ・・・!」
多比岡「絵柄も古臭い」
風子の この作品ではなく、戸塚さんの読み切りとしての『アンデッド+アンラック』を初めに見た時は 俺も そう思ったけど・・・(^-^;)
多比岡「デザインセンスも あまり無い感じだけど・・・」
風子「ふがっ!」
風子、しっかりしろ(^-^;)傷は浅いぞ。
多比岡「だけど、愛嬌が あるっていうか・・・。伝わってくるよ」
風子「へ?」
多比岡「君が、本当に このヒーローが好きなんだって事が」
アンディ似の・・・ね(´ω`)
多比岡「モデルとか居るの?」
風子「あ・・・」
多比岡「居ないか さすがに!ゾンビの彼氏なんて」
風子「そうですね。
そんな人、もし居たら 好きになっちゃいますね」
居るから、好きになったのね(´ω`)
多比岡「どうする? このまま賞に出すかい? 良いとこ行くと思うよ」
風子「あ! お願いします!」
1人で作ったわけじゃなく、製作期間も誤魔化したが、その どちらも作品自体の評価には関係無いだろうから、多比岡さんの言葉は嬉しいね(´ω`)
風子「えっと、それで・・・あの・・・もし、良ければなんですけど・・・」
多比岡「ん?」
本題・・・というか、当初の目的のほうへ(・ω´・)
多比岡「なるほどねぇ。
君が『君伝』ファンだって聞いて納得したよ。
あれもSF色が強い 変わった作品だったからね」
多比岡さんは、仕事場へ案内してくれる。
多比岡「普段は こういうのダメなんだけど、特別だ」
風子「じゃ、じゃあ生原稿を本当に?」
多比岡「ああ。 最近、デジタル原稿ばっかで こういう機会も減ったしね」
そう言って、現行の保管庫を開けてくれる(´ω`)
多比岡「アナログ原稿のパワーを見るといいよ」
気の良い編集さんだよね、多比岡さん(´ω`)
多比岡「え~っと・・・。
ん~・・・あれ? おかしいな、なんだろう? この文字」
風子「はっ!」
案の定、生原稿は英語ではなく『君に伝われ』と日本語で書かれていた(・ω´・)
風子「アンディ、日本語!」
エンブレムの通信でアンディに伝える風子。
▼
アンディ「ああ、確定だ」
▲
▼
ジュイス「『君伝』は、やはり予言書だ、風子」
▲
頷く風子(・ω´・)
風子「あの、『君伝』って没エピソードありますよね?」
風子は多比岡さんに尋ねる。
多比岡「なんで知ってるの?」
風子「え? いや・・・その・・・
安野先生って、お話の構成が とっても上手じゃないですか。
でも、後半のほう ちょっと不自然な話の進みが目立ってたので・・・。
いや お話は ずっと面白いんですけどっ」
不可解に思われたので、誤魔化すために まくし立てて言う風子(^-^;)
多比岡「そうなのよ! やっぱ分かる!? 3つも お蔵入りしたのよ!」
風子の見解に、編集者としても同じ思いだったらしい多比岡さんは、積極的に話してくれる(^-^;)
風子「3つ・・・」
多比岡「『公平くん裏切り編』、『四季四天王編』、『安藤くんの過去編』」
『公平くん裏切り編』・・・「不公平だろう」と口にしていたビリーさんの裏切りについてと見て 間違いない(・ω´・)
『四季四天王編』・・・今回の課題の件だな(・ω´・)
『安藤くんの過去編』・・・安藤(あんどう)=アンディのもじり。つまり、アンディの過去(・ω´・)
▼
ジュイス「2人共、今すぐ安野雲と接触しろ!
ヤツは未来の情報を意図的に描かなかった。 その意図と、未来の情報が欲しい。
恐らくアンダーは この情報に気づいていない。情報を独占し、有利を取る!
必要なら他のメンバーも向かわせる。増員の判断はアンディに一任する」
ユニオンにとっても最優先事項ってわけだな(・ω´・)
▲
風子「で、でも安野先生が どこに居るかも解らないんですよ?」
うん(・ω´・)そこが問題なんd
多比岡「あっ、安野先生。私です。多比岡です」
風子「あっ!」
多比岡さんが安野先生に電話を(・ω´・)
多比岡「いつも通り無言で構いませんので、用件だけ。
1つは、お預かりしている原稿が すり変わってるかもって話で
もう1つは、今月の月例賞の審査の お願いでして・・・」
風子「あ、あの・・・」
多比岡「1つ目のほうは、こっちで もう少し調べてから報告します。
2つ目の審査のほうは・・・
風子「あの!電話、代わってもらえませんか!?」
多比岡「はぁ?」
ファンとはいえ、不躾な お願い(^-^;)
多比岡「そんな事、できるわけ・・・
アンディ「あぁん?」
いつの間にかアンディきてれぅ(^-^;)
アンディ「あぁ?」
凄むな凄むな(^-^;)可哀相だろ。
まぁ、原作の 風子から いきなり銃を突きつけられるのよりマシかもだが(^-^;)
アンディ「ああぁっ?」
多比岡「うっ・・・」
怖くて逆らえず、電話を風子に渡す多比岡さん(^-^;)すみません、うちのアンディが(^-^;)
風子「ありがとうございます」
きちんと お礼を言って受け取る。
風子「もしもし、安野先生。
初めまして。出雲風子って言います。
私の漫画、読んでもらえるでしょうか? ぜひ あなたに読んでもらいたいんです。
もし遠くに居るようなら、こちらが足を運びますので」
多比岡「ふぅ・・・無駄よ。 安野先生は、他人と しゃべらない。
見た事だって無いんだから・・・」
安野『面白いの?』
風子「えっ?」
多比岡「いっ?」
アンディ「フッ」
返答が あった(・ω´・;)
安野『読んで面白かったら会うよ。
5時間後、カナダのスタンレーパークのベンチに おいで。
2人 一緒にね』
安野先生は、それだけ伝えると通話を切る。
多比岡「は・・・初めて 声 聞いた」
光栄な事だね(´ω`)生の安野先生の声じゃないのはアレだが。
アンディと風子は、行動を開始する(・ω´・)
『集英社本社内の出雲風子に関する記憶を』
『17時00分』
『消去』
これで、誰にも知られなかった・・・ね(´ω`)
・ED。
安野雲/ナレーション 内山夕実。これで明らかになったわけですね(´ω`)
多比岡さん、ちーさまさんだったのか(^-^;)気づかなかった。
○次回は、20話「安野雲」
また真面目な予告に戻りましたね・・・(・ω´・)
秋・・・オータム編の始まりだ(・ω´・)