○主な出来事。
・前回の あらすじ。
アンディが、風子のおかげで得た”新たな死の解釈”。これがキーワードだね(´ω`)
・ジュイスさんとヴィクトル。
通路を歩く2人。
若き日の・・・髪を伸ばす前のジュイスさん。そして後ろを歩くヴィクトル(・ω´・)
ジュイスさんは振り返ってヴィクトルに尋ねる。
ジュイス「ヴィクトル、君はさぁ 輪廻って信じるかい?」
ヴィクトル「あ?」
円卓に移動後、話を続ける。
ジュイス「魂は ず~っと生きてて、死んでも また新しい体に生まれ変わるんだよ」
ヴィクトル「信じねぇよ。 そもそも魂を信じてねぇ。 人間は脳に血が巡って生きてんだよ」
ジュイス「なんでさ? 信じなよ。 そのほうが絶対いい」
ヴィクトル「なぜだ?」
ジュイス「なぜって・・・だって、死んでも また君に会えるじゃないか」
そう笑顔で言うジュイスさん(´ω`)
ジュイス「安心しなよ。
いつか僕が死んで、新しい体に なっても、絶対 君を忘れない」
ジュイスさんの言葉に、ヴィクトルは どう返したらいいのか困った様子で 黙って見つめる。
・決別。
その後、いくつものループを経て・・・。
ジュイスさんは、涙を浮かべつつ・・・ヴィクトルの額にカードを突き立てる・・・。
2人に、何が あったのか・・・。
・ヴィクトル。
ヴィクトル「ああ。誰にも渡しは しないさ。 ・・・なぁ、ジュイス」
・・・(・ω´・)
『1865年』
『4月15日』
『ワシントンD.C.』
アンディの最古の記憶の日。
何が あったのか・・・。
・風子とヴィクトル。
前回のアンディとの別れから、記憶の場面が変わり、戸惑い 立ちすくむ風子。
風子「ここは・・・」
ヴィクトル「1965年4月15日のワシントンD.C.」
目の前に現れるヴィクトル(・ω´・;)
風子「ヴィクトル!?」
ヴィクトル「ここからは俺の記憶だ。 失せろ」
風子「あんたのでも あるけど、アンディのでも ある。
私は ここで何が あったのか、知らなきゃいけないんだ!」
風子はヴィクトルに銃を向ける。
風子「なぜアンディが生まれたのか」
ヴィクトル「必要ない」
いつの間にか風子の左側に移動していたヴィクトル(・ω´・;)
そして指を風子の頭に突きつけ
ヴィクトル「今から お前を殺す。
そうすれば、お前は 記憶の次の章に飛ばされる。
そして飛んだ先でも 俺は また お前を殺す」
風子「ぐっ!」
向き直し、再びヴィクトルに向けて銃を構える風子。
だが、今度は背後に・・・(・ω´・;)
ヴィクトル「この本には2020年12月までが記録されている」
動けない風子・・・。
ヴィクトル「俺は お前を殺し続け、最終章まで追いやり、お前を本の中で潰し消す」
抵抗するのを やめ、風子は銃を下ろし、ヴィクトルに振り返る。
風子「私を殺して、なんに なるの?
問う風子。
ヴィクトル「もう2度と俺の記憶を覗こうなどと考えないようにしてやる。
何より、お前を殺せばヤツの精神は弱まる。 その隙にヤツを乗っ取り、俺は俺に戻る」
やはり目的は、アンディから体を取り戻す事か(・ω´・)
風子は銃を捨て、両腕を開き、目を瞑る(・ω´・)
アニオリだな。 逃げきれないと悟って覚悟を決めたんだろうか(゜ω゜)
ヴィクトル「良い意気だ。
だが、俺にも やるべき事が あるんでな。
ヤツに会った不運を呪え。 不運(アンラック)。
せいぜい最後まで逃げ回るといい」
指弾で撃ち抜かれ、倒れる風子・・・。
・不死 VS 不死。
その後もヴィクトルの宣言通り、進んだ章で撃ち抜かれ続け・・・
風子「はぁ・・・はぁ・・・。
あっ・・・新宿・・・」
そして、歩いてくる風子自身を見つける(・ω´・)
風子「はっ!」
『2020年 8月1日』
アンディが生まれた経緯を知る事無く、初めて会った日まで進んでしまった(・ω´・;)
ヴィクトルは、信号待ちをしていた記憶の中の風子を殺害。
もちろんあくまでアンディの記憶の中の風子なので、風子自身(の魂)に影響は無いが・・・
さっきヴィクトルが言っていた通り、アンディの精神が弱る恐れが ある・・・(・ω´・;)
信号を渡って、風子に向かってくるヴィクトル。
風子は逃げる。
風子(ヴィクトルの言ってた事が本当なら、チャンスは もう ここしか無い!
私は まだ死ねない! 死ぬわけには いかない!
私は まだ あなたに何も返してない!)
初めて会った高架の上まで来た風子。
風子「アンディーーッ!!」
名前を叫ぶ(・ω´・)
ヴィクトルは風子を追うのを やめ
ヴィクトル「手間だ。 まとめて死ね」
『死閃(デッドライン)』
すべての手の指先から血を噴出し、凝固させる事で刃に変え、街ごと斬り裂く(・ω´・)
やはりヴィクトルの技は規模からしてアンディの数段上だな(・ω´・;)
風子の居る高架も斬り裂かれる(・ω´・)
血の刃は治めたものの、噴出した分の血が飛び散り、空爆のように・・・(・ω´・;)攻撃の余波で、これ・・・。
血の雨が降る中、高台に佇むヴィクトル。
ヴィクトル「これで不運は死んだ。
この日を逃せば、ヤツにも もう会えまい。
待っていろジュイス。 今度こそ俺が・・・
そこで血の雨が止む。
そして崩壊した街の中から爆発。
ヴィクトルは爆発を避けて地上へ降りる。
すると
アンディ「10廻転(テンツイスト)」
腕を ねじる・・・アンディ(・ω´・)
そして腕を撃ち出す(・ω´・)
ヴィクトル「阿呆が・・・こんな弾」
受け止めるヴィクトル(・ω´・)
しかし、止めきれずヴィクトルの胴を弾き飛ばして貫通する!(´∀`)
『紅渦弾(ボルテックスバレット)』
新技!!(´∀`)カッコいいんだ!
でも、欲を言えば『廻転』の部分は、ゴム人間じゃないんだから、クルクル回さず、しっかり骨を折ってる感じが良かったな(^-^;)
『廻転』の勢いで弾を回転させる技じゃなくて、『廻転』した腕を治す過程で回転させて撃ち出す技なんだろうから(^-^;)
『廻転』してる段階でのスピード感は要らないと思うの(^-^;)
アンディ「いいね 最高だ!」
最高の威力でしたね(´∀`)
風子「うわ~ん! アンディ~!」
風子号泣(^-^;)
アンディ「なんだ? 随分 泣き虫に なっちまったなぁ」
風子「だってぇ~!」
もう会えないかと思ったから(´ω`)
風子「っていうか、ごめん くっついちゃった~!不運が~!あぁ~っ!」
アンディ「離れなきゃ いいんだろ。 そのまま くっついてろ」
風子「あい~!」
風子はアンディの背に。
そして再生するヴィクトル。
アンディ「で・・・あれが お前が昔 話していたヴィクトル。 俺の主人格か」
風子「うん」
アンディはヴィクトルに問う。
アンディ「初めましてだなぁ。
なぜ風子を狙う?」
ヴィクトル「その女が勝手に過去を覗こうと するからだ。 よほど死にたいらしいな。
だが好都合だ。 俺は、外に用が ある。 表に出て殺さなきゃならないヤツが居るんでな。
本の住人ではない その女は、あと数度 殺せば、魂が死ぬ。
そいつに依存している 外の お前なら、その隙に乗っ取れるだろう。
だから殺す。 俺が外に出るために」
殺そうとしている相手はジュイスさんと思われる(・ω´・;)
外に出るために風子を殺すのも辞さないって事か・・・。
アンディ「外の俺が こいつを どう思ってるかは知らねぇが、こいつの おかげで、今の俺は変われた。
死の捉え方。 未来への希望。 だから俺は ここに居る。
こいつを未来の俺に送り届ける。 こいつは俺に必要だ。死んでも守る!」
アンディ・・・(´ω`)
ヴィクトル「そうか。 なら、足掻け」
親指を除く8本の手指を へし折るヴィクトル(・ω´・)
アンディ「掴まってろ!」
風子「あい!」
『死連弾(デッドバルカン)』
へし折った8本の指から連続で指弾を放つ(・ω´・;)
『指連(フィンガーズ)』の連射版か。 アンディよりも はるかに速いヴィクトルの再生速度だから できる技って感じだ(・ω´・)
だが、アンディも苦も無く回避する(´ω`)
その中で、新たな移動技も披露。
『再生滑走(リペアグライド)』
足(膝から下)を ねじった状態から再生する事で、車輪のように使い、高速で移動する(´ω`)
ヴィクトル「やるな、死に損ない!」
(足を ひねり、再生する事で加速する移動法。 以前の再生移動より格段にスムーズに なっている)
経験値に差は あるけど、能力は同じ『不死(アンデッド)』だからか、初披露でも理解が早い(・ω´・)
アンディは距離を詰め・・・
『死刃(デッドブレイド)』
前腕に傷を付け、出血した血を凝固させて刃にする(´ω`)
しかし、同様の事をヴィクトルも行い、アンディの刃を受ける(・ω´・)ヴィクトルは拳の先からか。
アンディのは『烈火の炎』の烈火が使う『砕羽』みたい(´ω`)
ヴィクトルのは出る位置こそ違うけど、アグルブレードとかメビュームブレード感(´ω`)
アンディ「チッ」
ヴィクトル「ほう、血の凝固もマスターしたか」
感心した口振りのヴィクトル。
だが、もう片方の腕からも死刃を出し、立て続けに打ち込んでくるアンディの攻撃にも、片手の死刃で難なく受けるヴィクトル(・ω´・;)
するとアンディは、肘から血を噴出させつつ攻撃する。
ヴィクトルも、もう片方の手に死刃を出さざるを得なくなる(´ω`)
ヴィクトル(関節から血を噴射させスピードを上げた。
あの女との出会いで ここまで伸びるか)
元の歴史なら、アンディが自身で気づいて習得していったものを
風子と出会う事で、情報は知り得ただろうから、スタート位置が変わって、より広い発想ができるようになったのかもしれない(´ω`)
・・・単純に、風子を守れる強さを得ようって思えたからってのも、あるかもだが(´ω`)
ヴィクトル(だが、どれも練度が足らん)
ヴィクトルの言葉通り
ヴィクトル(刃の鋭さも、密度も、パワーも)
何度も刃同士を打ち合ったのちの鍔迫り合いで、アンディの死刃が砕ける(・ω´・;)
そして、ヴィクトルは死閃で斬りつける。 予期して距離を取るアンディだが、間に合わず足を斬られてしまう。
ヴィクトル「時間の無駄だったな」
地面に叩きつけられたアンディだが、立ち上がり笑うと
『死道(デッドロード)』
切り落とした腕からの大量に血を噴出する技。
アンディは両手、ヴィクトルは片手で放つ。
だが、それでもアンディが押し返される・・・(・ω´・)やはり経験値が・・・。
ヴィクトル「140年程度で よく ここまで覚えたものだ。
だが両腕で その程度の出力では、勝負ありだ」
否めない・・・(・ω´・;)打つ手は・・・。
まだ笑顔が消えていないアンディは、風子に声を かける。
アンディ「ぐっ・・・風子」
風子「あい」
アンディ「俺から離れろ」
風子「なっ ダメだよ! 離れたら不運でアンディが!」
ただでさえ押し切られるのも時間の問題なのに、不運で追い打ちを かけられたら・・・(゜ω゜;)
アンディ「大丈夫だ。 俺を信じろ」
風子「ん・・・」
アンディ「お前の おかげで、俺は変われた。
お前が ぶち壊してくれたんだ。 俺の死生観をな。
とっとと ここから出て、未来の俺にも伝えてやれ」
出力を上げるヴィクトル(・ω´・)
アンディも なんとか振り絞って耐える。
アンディ「不運は十分 溜まった。 あとは俺に任せろ。
試したい技が
言い終える前に、アンディの頬にキスをする風子(´ω`)
アンディ「・・・へへっ。
やるぜ・・・『不運弾(アンラックバレット)』」
さらに新技(・ω´・)不運の名を冠した、その技は・・・。
・不運弾。
急いで離脱する風子。
風子「やったれ、アンディ!」
アンディ「ああ!」
ヴィクトルの死道を押し返していくアンディ(・ω´・)
ヴィクトル(不運の特殊接触。 じき、大規模な不運が来る。
面倒だな。 吹き飛ばすか)
アンディ「行くぜ!」
『不運弾』
死道を放つのを やめ、自身が吹き飛ばされつつも、右手の4本の指を撃ち出したアンディ(・ω´・)
ヴィクトル「なんのマネだ?
勝負を捨てて やる事が指を飛ばすだけ」
ヴィクトルの周囲を、血の噴射による方向転換をしつつ跳び回る指弾。
その1つがヴィクトルに撃ち込まれる。
不死ゆえの慢心か、防御もせず胴に命中。
ヴィクトル(だが、所詮 ただの指弾。 貫きもしない)
アンディ「人差し(ファースト)」
アンディの声がした瞬間、ヴィクトルの足元が爆発(・ω´・)
ヴィクトル(ガス爆発・・・不運か? なぜ俺に・・・)
アンディ「指に魂を乗せた!」
ヴィクトルの頭上から死刃で斬りかかるアンディ(´∀`)
だが、やっぱ防がれるか(・ω´・)
ヴィクトル(指に魂?
不運が指に宿ったという事か? あり得ん!)
死刃での戦闘をしながら、ヴィクトルは考える。
ヴィクトル(不運はヤツの本体だけに作用していたはず)
そんな中、2本目の不運弾が命中。
アンディ「中指(セカンド)」
脱線した電車が突っ込んでくる(・ω´・;)
撥ね飛ばされるアンディとヴィクトル。
風子「あぁ! アンディまで!」
打ち上げられたアンディとヴィクトルは、首だけのまま落ちてくる。
アンディ「俺は いつも頭部から再生していた。
それは俺にとって、生きるために必要なものは脳で あって、脳で思考できない事が死だと認識していたからだ」
頭を消滅させ、胴体から再生するヴィクトル。
一方アンディは、頭が地面に叩きつけられ弾け飛ぶ・・・。
ヴィクトル「くだらん先入観だ」
アンディ「ああ。 だから変わった」
胴から再生して立ち上がり、不運弾を掴むアンディ(´ω`)
ヴィクトル(胴体から再生?)
ヴィクトルが驚く中・・・アンディは腕を ねじる。
アンディ「3廻転(スリーツイスト)」
不運弾を掴んだ腕で紅渦弾を撃ち出し、ヴィクトルを打ち上げる(・ω´・)
アンディ「風子と出会い、旅をして、理屈で ただ生きるのでなく、自分の好きなように この世界を生きていいと知った」
風子「ん」
アンディ「不運は魂に宿る」
ヴィクトル「ぬっ」
アンディ「人は魂で生きている! そういう世界だと、俺は信じる!
だから、どう肉体が滅びようと、俺は どこからでも蘇る!」
その言葉は、かつてのジュイスさんの言葉に似ていて・・・。
ヴィクトルの脳裏には、若き日のジュイスさんの笑顔が浮かぶ・・・。
そして、ついに紅渦弾が、防いでいたヴィクトルの腕を弾き飛ばし、顔面を殴りつける(・ω´・)
アンディ「結局は、すべて理(ルール)の捉え方 次第なんだ。
心から そう信じさえすれば、能力は いくらでも発展する。
お前が それを体現してくれた。 感謝するよ、戦神ヴィクトール」
本体の腕を再生し、ヴィクトルに拳を叩き込んでいた腕が消滅する。
だが、掴んでいた不運弾は残されていて、ヴィクトルの頬に撃ち込まれる。
アンディ「俺達は もっと強くなれる。
薬指(サード)」
飛行機が墜落してきて圧し潰されるヴィクトル(・ω´・)
墜落した飛行機にはユニオンのマークが。 どうやらユニオンのものらしい(゜ω゜)
風子「アンディ、あれ!」
アンディ「ああ。
小指(フォース)」
首だけのヴィクトルに、不運弾が頬を貫き、歯で引っかかる。
ヴィクトルの首のところまで来たアンディと風子。
風子「どうする? どれだけ倒しても、また・・・」
アンディ「ああ。 そうだな・・・」
そんな中、ユニオンの飛行機から球体が落ちてくる。
風子「あれ! アンディが捕まった時の!」
1話でスーツの一団がアンディを捕らえた球体(・ω´・)
ヴィクトル「ふっ・・・そういう事かジュイス」
球体はヴィクトルに命中し、ヴィクトルの首が中に納まる。
ヴィクトル「確かに、この2人なら・・・」
球体のフタが閉まる。
ヴィクトルの入った球体を観察するアンディと風子。
アンディ「俺なら こうすれば出られない。
だがヤツは規格外だ。 じき、破られるだろうな」
風子「そっか・・・」
地球ごと吹っ飛んでも再生するくらいだし、封印という方法も含めて 完全に倒す事は難しいか(゜ω゜)
風子「アンディ。 私、ヴィクトル・・・さんと、話したい」
アンディ「なんでだ?」
「一応 聞くが」じゃないのか。 その言い回し好きだったんだが(´ω`)
風子「私は、アンディを知るために ここに来た。
ヴィクトルも、アンディの一部でしょ? だから知りたい。
勝手に過去を覗くより、お話をしたほうが良いと思うの」
アンディ「そうか。
だとよ、ヴィクトル。 出れんだろ? どうせ」
アンディが そう声をかけると、血を噴出し球体から出てくるヴィクトル(゜ω゜)おお、さすが。
球体を風子が抱えていた関係で、ヴィクトルは風子の目の前で再生。・・・全裸で(^-^;)黒海苔。
風子「いっ!・・・ふん!」
ワンパン(^-^;)
後にも先にも、ヴィクトルが痛みで うずくまる様な場面、ここだけなんだよなぁ(^-^;)無言だけど。
アンディ「見慣れたもんだろが。 やめてやれよ」
風子「慣れてない! 少しはセーブしてほしい!」
あんたも あんたで、見鳴らすなよ青少年に(^-^;)
何事も無かったかのように佇むヴィクトル(^-^;)
風子「・・・あの」
ヴィクトル「なんだ?」
風子「ジュイスさんとは どういった ご関係で?」
最初に訊く事は、それか(´ω`)
アンディ(ジュイス? 何者だ?)
まだ会ってない時系列だからね(^-^;)風子とさえ初めて会った日だし。
風子「私、見たの」
黙示録(アポカリプス)に記憶を ぶち込まれた際のヴィジョン。
風子「断片的で よく分かんなかったけど、あなたとジュイスさん2人がユニオンを作り、頑張ってたって事」
ヴィクトル「黙示録か。 余計な真似を」
風子「あの記憶が本当なら、どうして私達の邪魔を するの?
あなたも円卓の1人だったんでしょ?」
ヴィクトルは、風子を見つめると、言う。
ヴィクトル「お前は、ジュイスに似ているな」
風子「ジュイスさんと? 私の どこが? 無い無い!」
ヴィクトル「自分の事など省みず、大切な者のために すべてを懸けられる魂が ある」
”ちんちくりんの狸顔”呼ばわりは無しか(^-^;)あとにも活きるセリフなのになぁ。
ヴィクトル「お前達を見ていると、昔の俺達を思い出す。
最初のうちは良かった。 一歩一歩 課題を乗り越え、クリアに近づいていた。
だが気づく。 勝てないと。
これから何百、何千、何万、何億と年を経ても、神の命には届かない。
降りるべきなんだ。 どんなに続けたとて、神の手のひらで踊らされるだけだ。
それでも、あいつは降りなかった。
ひとつひとつ最善手を打てば、いつか神に届くと。
あいつはアークに乗ってループした。 何度も何度もな。
バカなヤツだ。 不死じゃないんだ。 死んで楽に なればいいものを。
だから俺は、あいつを殺すと決めた」
風子「なんで そんな・・・」
ヴィクトル「惚れた女が苦しむ様を見たい男が どこに居る」
風子「ヴィクトルさん・・・」
風子の泣きそうな声・・・(´ω`)
だが、そういう事情でジュイスさんを狙って来ていたヴィクトル。 本質的には敵じゃなかったんだ・・・(´ω`)
ヴィクトル「死ぬまで あいつは諦めない。 今の お前と同じだ。
だが、気が変わった」
そんな事を言うヴィクトル(゜ω゜)
ヴィクトル「お前らが放った最後の不運。 あれは進化の予兆だ。
俺にとっての不運が死ではないと知り、結果 捕獲道具を呼び寄せた。
今までは肉体的なダメージばかりだった不運が、対象に合わせた不運へと変化した。
おそらく、片割れとの旅を通し、対象への理解が深まった結果だろう」
風子「うっ」
照れる風子(´ω`)
ヴィクトル「つまり、神を調べ 理解すれば、お前の不運は神に届く」
まさしく切り札的に なってきたな(´ω`)
ヴィクトル「不運のコントロールを意識しろ。 片割れにとっての死とは何かを考えながらな」
去っていくヴィクトル。
風子「ちょっ ちょっと待って!
1865年は? 何が あったの!?」
そういえば、アンディの誕生については、分からないままだった(゜ω゜)
ヴィクトル「強くなった お前達には必要ない記憶だ。 ただ 前を向き、進め。
それでも知りたいのならジュイスに聞けばいい」
ヴィクトルにとっても触れられたくない過去っぽいのに、教えてくれるかな?(゜ω゜)
風子「あ・・・はっ っていうか、記憶の外への出方 知らない?」
ヴィクトル「片割れとキスでも すればいい。 チークキスではなくな」
風子「はえっ!?」
驚く風子に、アンディはキスをする(´ω`)
風子は涙を溢れさせる。
アンディ「泣くなよ。 忘れなければ、だろ?」
風子「で・・・でも・・・」
体が透けて浮かび上がる風子。
そしてアンディの本が閉じていく。
アンディ「俺は 未来の俺と一つになって、より いい男になって お前を口説く! 覚悟しとけ!」
風子「うん、楽しみ!」
アンディ「じゃあな」
涙を こぼしながらも、笑顔で本が閉じきるまでアンディを見つめる風子(´ω`)
・・・・・・太陽がね(゜ω゜)
アンディ「現在(いま)で会おう」
○次回は、23話「ボクの知らない物語」
現実に戻ったアンディと風子に待つ戦い。
オータムだけでなくアンダーが迫ってる(・ω´・)
打開のためのカギは安野先生だ(・ω´・)
・MOON。
犬は、どうやってサンドイッチを食べたのか。
ユルいアニメのようで、ものすごい謎を残したな(^-^;)解は無いの?