トモヤの気まぐれで書かれるブログ。

yahooブログから移行してきた者です。ニチアサや深夜アニメの箇条書きの説明&感想しか書いてないけど、良かったら読んでください。

仮面ライダーガッチャード、第20話「微笑む天使(エンジェル)、笑えぬ真実(ジョーク)」

○主な出来事。
・前回までの仮面ライダーガッチャードは。
 りんねさんがマジェードに(´ω`)ガッチャードと共に、2人の仮面ライダーはグリオン様の脅威に立ち向かう。
 ・・・・・・ナレーションさんにハブられるとはな!(・ω´・)笑えないジョークだ!スパナさんも頑張ってるだろ!

・新たなマルガム。

  アトロポス「グリオン様。 新たに捕らえたケミーです」

 前回のクロトー同様、アカデミーの制服 着てるなアトロポス。 ケミー捕獲に出る時には着るように命じられてんのか?(゜ω゜)
 カードを受け取るグリオン様。

  グリオン「エンジェリード・・・面白いカードだ」

 天使の姿のケミー。カテゴリはオカルト、レベルナンバーは4か(゜ω゜)

  グリオン「アトロポス、やはり君は優秀だな」

 グリオン様にとって、アトロポスは特別なんだろうか?(゜ω゜)
 封印していた人形達は当然ながら、クロトーとラケシスよりも優遇してる感じは する(゜ω゜)
 後発ほど性能が良いんだとしたら、長姉のアトロポスより、クロトー、ラケシスのほうが優秀で、可愛がっててもいいくらいなのに(゜ω゜)

 その様子を不満そうに見ているラケシス・・・。

 グリオン様は、早速 エンジェリードを使い、人形の1体と錬成して新たなマルガムを生成する(・ω´・)

  エンジェルマルガム「偉大なるグリオン様。
            生と死を司る天使である私に、相応しい使命を お与えください」

 翼が顔で、人が磔に なってるような胴体のデザイン・・・不気味に悪趣味・・・。

  グリオン「生と、死?」

 そのフレーズで、グリオン様は何かを思い出す。
 かつて、このアカデミーの教室で起きた出来事・・・?

  グリオン「そうだ・・・10年前 やり残した実験が あったな」
  ミナト「10年前・・・?」
  グリオン「興味深いケミストリーが見られそうだ」

 こっちは、予告の段階から ヤバい事に なりそうな予感しかしてないが・・・。

・キッチンいちのせ。
 本日休業の札が掛けられている。

  蓮華「なぁ、お宝ちゃん。
     休業って、ママさん どこ行ったん?」
  宝太郎「高校の部活の同窓会」

 予定通りの演出なんだろうか?(゜ω゜)
 演じてる南野さんの身に 不幸な出来事が あったから、急遽・・・ってのも勘ぐってしまうな(゜ω゜)
 まぁ、南野さん本人は関与してないだろうけど、周辺はバタバタしてるだろうし、通常通りに仕事できるのか、報道が出た時は心配した(゜ω゜)
 その件とは関係ないと、そして あろうと無かろうと、次回には姿が見える事を願おう(゜ω゜)

  宝太郎「すっごい楽しみにしててさ」
  りんね「何の部活? イメージだと・・・テニス?」
  宝太郎「ヨーヨー研究会」
  アイザック「ニッチすぎる!」

 なんの因果かニッチな部活(^-^;)
 ってか、ここまでネタ振っといて変身せんかったら、スタッフ・・・おまんら許さんぜよ(^-^;)

 そこへ入店してくる・・・鏡花さん(゜ω゜)

  宝太郎「あ、すいません。 店、今日 お休みで・・・」
  鏡花「つれない事 言うな。 君達に会いに来たんだよ? 九堂りんねに、お気楽ボーイ」
  宝太郎「お気楽ボーイ・・・え? 俺の事?」
  鏡花「いつも後先 考えず、理想ばかり追いかけてる。 スパナから そう聞いてるよ」

 だいたい合ってる(^-^;)

  宝太郎「スパナめ~!
      って、え? スパナ?」
  りんね「黒鋼先輩の知り合いですか?」
  鏡花「私は、枝見鏡花。 スパナの錬金術の師匠だ」

 鏡花さん、研究や開発専門かと思ったけど、スパナさんの戦闘における錬金術も教えてくれたんだろうか?(゜ω゜)

・スパナさんの ご両親。
 1人、ヴァルバラッシャーの素振りで鍛錬するスパナさん。

 『猟犬には失望ですわ』
 『生きてきた厚みが違う』

 ここ最近の敗戦に際し、ラケシスとミナト先生に言われた言葉・・・。
 スパナさんは苛立ちを露わにしながらヴァルバラッシャーを振るう(・ω´・)

  スパナ(なぜだ・・・。
      俺と あいつで 何が違う・・・?)
     (九堂りんねさえも・・・)

 錬金術師に なりたてながら、どんどん力を付ける宝太郎くん。
 監視、保護対象として接触したにもかかわらず、ライダーの力まで得た りんねさん。
 それに比べて、ライダーには なれず、敗戦続きの自分・・・。
 苛立ちは募る・・・。

 宝太郎くんと りんねさんが強くなったのには、何かしらの壁を乗り越えたからって理由が あるけど
 正直、ラケシスとミナト先生への敗戦に関しては、単純にヴァルバラドのスペックがドレッドに及ばないせいだろうけど(゜ω゜)
 意思を奪われて変身させられた錆丸さんなら いざ知らず、錆丸さんでテストが済んだドライバーで苦も無く戦ってるからな、その2人。

  ???「スパナ」

 その声に振り返るスパナさん。
 すると、そこには・・・視聴者としては初めて見る男女が(゜ω゜)

  女性「ちょっと見ない間に、大きくなったわね」

  スパナ「父さん・・・? 母さん・・・?」

 スパナさんの ご両親(´ω`)
 口振りから久しぶりに会ったであろう ご両親の姿に、スパナさんは無邪気な笑顔を浮かべる(´ω`)

・スパナさんのドライバー。

  鏡花「今日は 折り入って頼みが あって 来たんだ」

 そう言って鏡花さんは、例の開発中のドライバーを取り出す。

  宝太郎「ガッチャードライバー?」
  鏡花「1度は完成寸前まで いったけど、君達のせいで つい欲が出ちゃってねー。 さらに改良中だ」

 じゃあ何事も無ければ、ファイヤーガッチャードやマジェードには及ばないものの、スパナさんもライダーに なれてたのか。
 だったらスパナさんが、今 あれほど苛立たずに済んでたかもしれない・・・(・ω・`)鏡花さん・・・。

  りんね「あの、このドライバーって もしかして・・・」
  鏡花「うん。 スパナの」
  宝太郎「って事は、スパナも仮面ライダーに?」

 嬉しそうに言う宝太郎くん(´ω`)
 気に食わない奴、ライバル・・・そんな感じに思ってるだろうけど、スパナさんが強くなれるのは純粋に喜んでくれるのな(´ω`)

  鏡花「ああ。
     でも、問題が2つ ある」

 問題?(゜ω゜)

  鏡花「このドライバーは特殊でさ
     『ダイオーニ』と『マッドウィール』の、2枚のレベルナンバー6を揃える事で起動するんだが・・・」
  宝太郎「あ・・・」
  蓮華「ああ・・・」
  鏡花「そう。 肝心のマッドウィールが取られちゃってるんだよね」

 ミナト先生・・・(・ω・`)

  りんね「もう1つの問題は?」

 りんねさんが尋ねるも、やや口が重い様子の鏡花さん・・・。
 それでも、ドライバーを完成させてスパナさんに授けるためにも話し始める。

  鏡花「黒い炎」
  宝太郎・りんね・蓮華・錆丸「黒い炎?」
  鏡花「あいつが、それに呑み込まれたら、仮面ライダーには なれない・・・」

 錬金術とは相反する力・・・って事だろうか?(・ω´・)

・スパナさんと、ご両親。
 なんの施設だろうか、観客席のような場所へ移動したスパナさんと ご両親。

  スパナ「父さん、母さん、特殊任務は終わったんですか?」
  スパナ父「特殊任務? そんな大げさな仕事じゃないさ」
  スパナ母「でも、元気そうね。 何が あったか、聞かせてちょうだい」

 スパナさんは尋ねられて、嬉しそうに話し始める。

 

 一方、キッチンいちのせでも、鏡花さんが話し始める。

  鏡花「すべての始まりは、10年前」

 ▽10年前の出来事。

  『九堂風雅が裏切ったって 連合は結論づけたが、本当は違う。
   グリオンが、禁じられた錬金術を使い、この世に破滅を もたらす 暗黒の扉を開こうとしたんだ』

  錬金アカデミーに押し入ったグリオン様。

   スパナ父「グリオン!」

  それを止めようとするスパナさんの ご両親。

  『スパナの両親は、武装錬金術のエキスパート。
   グリオンなんかより、よっぽど強いはずだった』

  蝶サイコー(・ω´・)グリオン様は死罪だ。

  『だが・・・』

  物陰から見ている少年。・・・察するに、10年前のスパナさんか(・ω´・)
 △

 そこへ、鏡花さんのスマホに着信。

  鏡花「スパナから・・・」

 受信したメッセージを読むと、表情を強張らせる鏡花さん。

 『鏡花さん
  両親が帰ってきました。
  あとでラボに連れて行きます。』

 との文面。

  宝太郎「どうかしたんですか?」
  鏡花「・・・スパナの両親が帰ってきた」
  蓮華「黒鋼パイセン、喜んどるやろうな。フフフ」
  鏡花「いや・・・最悪の事態だ」
  アイザック「・・・おい、まさか・・・!」
  鏡花「・・・そう。 スパナの両親は、10年前に死んでいる」

 じゃあ・・・今スパナさんの前に居るのは、いったい・・・(゜ω゜;)

 

  スパナ父「よく頑張ったな。 その年で超A級錬金術師か!」
  スパナ母「お祝いのケーキ、焼いてあげないとね」
  スパナ父「なぁ?」

 心から喜んでくれている様子の ご両親・・・(゜ω゜)でも、死んでいるとすれば、偽物・・・?

  スパナ「これから ずっと一緒に居られるだけで十分だよ」

  エンジェルマルガム「家族の団らんを奪う無礼を お許しください」

 許さぬ(・ω´・)

  エンジェルマルガム「偉大なるグリオン様が与えてくださった慈悲の時間も、儚く終わるのです」

 ご両親に会わせたのが慈悲だって事か?(・ω´・)
 確かにスパナさん嬉しそうだったけど・・・終わらせる事が予定通りなら、慈悲でも何でもないからな(・ω´・)

 

 ゴルドダッシュで、スパナさんの元へ向かう宝太郎くんと りんねさん。

  りんね「さっきのって・・・」

 ▽鏡花さんからの お願い。

   鏡花「頼む! きっとグリオンの企みだ! スパナをグリオンと会わせちゃいけない!」
 △

  宝太郎「よく分かんないけど・・・急ごう、ゴルドダッシュ!」

 

 警戒しつつ、ご両親より前に出るスパナさん。

  スパナ「慈悲の時間だと? どういう意味だ?」
  エンジェルマルガム「私が その2人を生き返らせたのです。
            その2人は、死人(しびと)ですよ」
  スパナ父「なんだと!?」

 どうやら偽者ではなく、生と死を司ると言うエンジェルマルガムの能力によって甦らされたらしい(・ω´・)
 しかも、当人達に その事の・・・死んだ事すらも、自覚が無い(・ω´・)生者にも死者にもショックを与える最悪の能力だな・・・。

  スパナ「笑えないジョークだ。
      ・・・ふざけるな!」

 怒るスパナさんは、ヴァルバラッシャーでエンジェルマルガムに斬りかかる。
 だが、やはり変身しなければ・・・ただでさえ手強いグリオン様製のマルガムには・・・(・ω´・;)
 一方的にスパナさんを痛めつけるエンジェルマルガム(・ω´・)

  スパナ父・母「スパナ!」

 ご両親は、錬金術を使ってスパナさんを助けようとするが・・・指輪は あるのに、錬金術が発動しない。

  エンジェルマルガム「無駄です。 死者に錬金術は使えません」

 よく見れば、指輪の石に輝きが無い・・・。

  エンジェルマルガム「さぁ、元の土くれに戻してあげましょう」

 剣を取り出し、ご両親に にじり寄っていくエンジェルマルガム。

  スパナ「やめろ・・・やめろーっ!」

 立ち上がったスパナさんは、エンジェルマルガムの足に組み付く。

  スパナ「逃げろ! 父さん!母さん!」

 ひとまずスパナさんの指示に従い、逃げようとする ご両親だが・・・エンジェルマルガムの能力によって動きを止められる(・ω´・)
 生と死どころか、自身が生を与えた者も 意のままか(・ω´・;)
 エンジェルマルガムはスパナさんを殴って払いのける。

 階段を転げ落ち、倒れたスパナさんの目の前で・・・

  スパナ「やめろ・・・」

 ご両親を斬りつけるエンジェルマルガム・・・。

 すると、ご両親の体から、砂が・・・やはり土くれって事なのか・・・。
 オルフェノクとして覚醒する可能性は!?(・ω´・;) イマジンに とり憑かれてる可能性は!?(・ω´・;)

 なおも ご両親を傷つけるエンジェルマルガムに、スパナさんは手を伸ばしつつ

  スパナ「やめろ・・・やめてくれ・・・」

 と訴える・・・(・ω・`)


 それを見ていたラケシス。

  ラケシス「牙の折れた猟犬・・・惨めすぎますわ」

 それだけ ご両親が大事だって事だよ・・・(・ω・`)自滅覚悟のクロトードレッドを前にした自分の事 思い出してごらんよ・・・。

  ラケシス「あら?」

 

 宝太郎くんと りんねさんが到着(・ω´・)

  りんね「黒鋼先輩!」
  宝太郎「スパナ!」

  スパナ「一ノ瀬・・・九堂・・・」

 宝太郎くんと りんねさんは、変身。
 ファイヤーガッチャードが、スパナさんの ご両親からエンジェルマルガムを引き離す(・ω´・)

  マジェード「ここは私達が!」

 スパナさんに声をかけるマジェード。

  スパナ「父さん!母さん!逃げて!」
  スパナ母「私達は いいから、あなたが逃げなさい! 急いで!」

 スパナさんは、何とか立ち上がり、ご両親に駆け寄ると

  スパナ「俺も行くから、一緒に逃げよう」

 と。
 頷き、お父様が お母様に肩を貸しつつ、逃げ始める。
 スパナさんは、エンジェルマルガムと戦うガッチャードとマジェードを何とも言えない表情で見つめ、ご両親の後を追う。

 しかし、そこへ現れるグリオン様(・ω´・)
 ご両親の首を触手で締めあげる(・ω´・)

 グリオン様の姿を見たスパナさんは、頭を抑える。
 ・・・ご両親が亡くなったという事を認識していなかったスパナさん。記憶の消去が成されていたと思われるが、グリオン様を見た事で記憶が蘇る・・・。

  スパナ「・・・グリオン」
  グリオン「私を思い出したか? 少年。
       お前の中に秘められた暗黒の力を、今 解き放ってやろう」

 グリオン様は、触手の締め上げる力を強める(・ω´・;)
 苦しむ ご両親・・・。

  スパナ「やめろーっ!」

 駆け寄ろうとするスパナさん。
 それを、錬金術の鎖で拘束するグリオン様・・・。
 力を込めても、体を揺さぶっても鎖は解けない・・・。
 スパナさんは・・・

  スパナ「一ノ瀬・・・九堂・・・。
      助けて・・・助けてくれぇー!」

 と叫ぶ(・ω´・)
 あのスパナさんが、2人に・・・特に宝太郎くんに助けを求めるのは、よほどの事・・・。
 気づいたガッチャードは

  ガッチャード「ここは頼む!」

 エンジェルマルガムをマジェードに任せ、スパナさん達を助けに向かう。
 だが、グリオン様は錬金術で壁を作り、突っ込んでくるガッチャードを弾き飛ばす(・ω´・;)

  グリオン「フフフッ・・・さぁ、ケミストリーだ」

 そう言って、ご両親に向けて錬金術を発動すると、ご両親の体が崩壊していく・・・。
 ご両親は、スパナさんに手を伸ばす・・・。

  スパナ「やめろ・・・!
      助けて・・・助けて・・・。
      ミナト先輩・・・助けて・・・」

 グリオン様に同行していたミナト先生に助けを求める・・・。
 だが、ミナト先生が何も答えないままで いるうちに・・・ご両親は完全に崩壊してしまう・・・。

 その光景に、蘇った10年前の記憶が重なり・・・

  スパナ「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

 スパナさんの体から・・・拘束する鎖も溶かすほどの・・・黒い炎が・・・。

  グリオン「ハハハハハハッ!
       金色に染まれ」

 グリオン様が錬金術を施すとともに、ミナト先生の懐からマッドウィールが飛び出し、スパナさんに寄り添う(・ω´・)
 マッドウィール・・・スパナさんに正気を保つように呼び掛けてるのか・・・(゜ω゜)

 だが、スパナさんの黒い炎に吸い込まれ、スパナさんの体内に入ってしまうマッドウィール。
 そして、スパナさんの姿は・・・ヴァルバラドのマスクを引き剥がすように、マルガムの姿に変わる・・・。


  ラケシス「嘘でしょ!?」


  ガッチャード「あぁぁ スパナがマルガムに・・・!」
  マジェード「そんな・・・!」

  ミナト「これが狙いだったか・・・」

 明らかにグリオン様の味方としての口振りじゃない。 やはり あえてグリオン様に対するスパイとして動いてるんだとは思う。
 だが、ミナト先生としても、スパナさんがマルガムに されるというのは想定外だったか(・ω´・;)

 スパナさん・・・ウィールマルガムは、グリオン様に襲い掛かる(・ω´・)
 そうだな・・・マルガムに なっても、自我を失うわけじゃない。 マルガムってだけでグリオン様に従うわけは無いか(・ω´・)

 だが、この姿を以てしても、生身のグリオン様に攻撃は届かず・・・
 グリオン様は、錬金術による特殊な光なのだろうか、ウィールマルガムの目を眩ませる(・ω´・)

  グリオン「実験終了」
      「10年前に垣間見た、あの黒く美しい炎。 その強大な力は・・・私のものだ」

 眩んだ目が治ったウィールマルガムは、再びグリオン様に殴りかかるが・・・グリオン様は黒い気体になって姿を消す。

 怒りが治まらないウィールマルガム。
 ガッチャードとマジェードに挑みかかる(・ω´・)
 2人は、できるだけスパナさんを傷つけまいと、動きを抑え込もうとするが・・・。
 2人を振り払い、今度はエンジェルマルガムに向かっていくウィールマルガム(・ω´・)

 ミナト先生は、どうすべきか考えているような様子だったが、この場は 何もすべきじゃないと思ったのか、無言で立ち去る・・・。

  ガッチャード「やめろ スパナ!」
  マジェード「どうしたら いいの!?」

 グリオン様製のマルガムは、ラケシスと人形達しか 前例が無かったから・・・普通に倒してスパナさんが無事で済む保証が無いのがな・・・(・ω´・;)
 ホイール型のエネルギーを飛ばしつつ、エンジェルマルガムを追い詰めるウィールマルガム。

  エンジェルマルガム「ハハハハハハッ・・・。
            哀れな罪人よ。 懺悔の時間を差し上げましょう」

 そう言ってエンジェルマルガムは姿を消す。
 懺悔なら、お前が しろ(・ω´・)しても、許さんがな!

 叫び声を あげ、膝を つくと、元の姿に戻るスパナさん。
 そして立ち去ろうと する。

  宝太郎「スパナ!」
  りんね「黒鋼先輩!」

 スパナさんは立ち止まり

  スパナ「そんなヤツ・・・最初から居なかった」

 そう言って去っていく。
 宝太郎くんも りんねさんも、追えない・・・(・ω・`)

・仲間。
 キッチンいちのせに戻り、手当てを受ける宝太郎くんと りんねさん。

  錆丸「黒鋼スパナが、マルガムに・・・」
  蓮華「ホンマ最悪やな・・・」

 グリオン様、最悪(・ω´・)
 これは、カイゼリンさんくらい 根は善人でしたって展開じゃなければ、絶対に許されない。親の死に様を2回も見せるのは悪質すぎる。

  りんね「鏡花さんは?」
  アイザック「『きっとスパナは自分に会いに来る』
        そう言い残して、自分の研究室に戻っていった」
  宝太郎「俺、行ってくる!」

 居ても立っても居られない宝太郎くんは、鏡花さんのラボへ向かおうとする。 場所を知ってるのかは知らないが・・・。

  蓮華「やめとき!
     マルガムに なったっちゅう事は、黒鋼パイセンは もう悪意に呑まれとるって事や」
  アイザック「本気で戦えるのか?
        スパナの実力は知ってんだろ! 加減しながら戦ってたら、最悪の場合・・・死ぬぞ」
  宝太郎「それでも!・・・俺はスパナを助けたい。
      何も しないなんて、できないよ。 仲間なんだから・・・」

 そう言って出ていく宝太郎くん。

  りんね「一ノ瀬・・・!」

・スパナさんと鏡花さん。
 ラボに戻ったスパナさん。
 鏡花さんは、すでに戻っていた。

  鏡花「その顔・・・やっぱ思い出しちゃったか」
  スパナ「なぜ俺の記憶を消した?」
  鏡花「・・・まぁ、落ち着け。 チェスでも やるか?」
  スパナ「ふざけるな!!」

 テーブルの上のチェス盤を払い落とすスパナさん・・・(・ω・`)
 鏡花さんは、無言で散らばった盤と駒を拾い集める。

  スパナ「嘘だったのか・・・? この10年間 すべて」
  鏡花「守るため! お前がグリオンに支配されないように」

 さすがに先ほどのように軽口で流そうとしたりせず答える鏡花さん。

  スパナ「グリオン? ・・・どういう意味だ?」
  鏡花「あの時と同じ目。 10年前の あの時と」

 ▽10年前。
  グリオン様を止めようと戦ったスパナさんの ご両親は、グリオン様の錬金術で跡形も無く消滅させられてしまった・・・。
  それを物陰から見ていた幼いスパナさん。
  思わず叫び声を上げると・・・黒い炎が全身を包む(・ω´・)

  そこに、鏡花さんがグリオン様に見つかるまいと、抱き寄せ 一緒に身を隠してくれる。
  それでも治まらない黒い炎の力に よって、錬金術の暴走か 周辺の壁から つららのような大きなトゲが迫り出す。
  その時、鏡花さんは、幼いスパナさんを抱き抱えたまま庇ったため、腕に傷を負ったようだ。
 △

  鏡花「スパナ・・・紛れもなく お前は錬金術の天才だ。
     だが同時に それは 冥黒の力に染まりやすい危険な素質だったんだ」

 主人公には無い特殊な素質の持ち主ってのは、『W』の竜さんの精神攻撃を受けないっての思い出すな(゜ω゜)
 それと、闇の力を見出されたってのは『ボウケンジャー』の真墨を思い出す。

  鏡花「だから私は、あの時の お前の記憶を消した」

 ▽
  『でも、消えないんだよ』

  ご両親の死の記憶を消し、鏡花さんが引き取って暮らす事に なるも
  ふとした瞬間、幼いスパナさんの記憶は戻ってしまい・・・叫び声をあげる・・・。

  『両親を目の前で殺された怒りと憎しみは、何度も お前の中で甦った。
   何度も・・・何度も・・・』
 △

  鏡花「私は時間を かけ、粘り強く お前の憎しみと向き合った。
     私は、お前にチェスを教えた。 感情に心を乱されず、常に冷静に先を読むゲームを。
     戦いの美学を・・・」
  スパナ「復讐に美学は無い」
  鏡花「そう。
     両親の死を忘れさせ、10年の月日を かけて、私は お前に美学という鎧を着せた」
  スパナ「でも!
      その鎧が、俺の本当の力を閉じ込めたせいで、俺は一ノ瀬や九堂のように強くなれなかったんじゃないか!」

 両親の復讐のための力が要る。
 それを手に入れるために、美学は邪魔って事か・・・(・ω・`)

・錬金連合外郭研究施設 特殊実験棟。
 宝太郎くんと りんねさんが駆けつけると・・・

  エンジェルマルガム「そ~れ」

 攻撃を仕掛けてくるエンジェルマルガム(・ω´・)

  エンジェルマルガム「グリオン様の命に より、黒鋼スパナを迎えに来ました。
            邪魔は させませんよ」

 それ、グリオン様の関心はスパナさんに向いてて、お前が どう忠誠を尽くそうと どうでもいいと思われてんじゃねぇの?(゜ω゜)

 宝太郎くんと りんねさんは変身。
 先ほどスパナさんを助けに入った時は走りながらの簡易変身だったが、今回は ちゃんと並び立っての変身だ(・ω´・)
 通常のスチームホッパーと、マジェード。2人でエンジェルマルガムに応戦する。
 先ほどの戦闘でも そうだったが、2人がかりでも決め手に欠けるほど強いのかエンジェルマルガム・・・(・ω´・)

・黒い炎。
 黒い炎を手から燃え上がらせるスパナさん・・・(・ω´・)

  スパナ「この力が あれば・・・あの時 父さんと母さんを守れたかもしれないんだ。
      鏡花さん・・・あなたには感謝している。
      でも・・・」

 まさか・・・この場で鏡花さんを・・・(゜ω゜;)

・行く手を阻むエンジェルマルガム。

  エンジェルマルガム「黒鋼スパナは もはや闇そのもの。 グリオン様の しもべに なる運命。
            あなた達には何も できません!」

 闇=悪ではないと、デジモンフロンティア(ry

  マジェード「あなたの決めたルールなんて関係ない!」
  ガッチャード「スパナは俺達の仲間だ!」

 この仲間達が居れば、闇に呑まれず その力で戦える・・・でしょ?スパナさん(゜ω゜)だから変な気、起こさないでよ?

・別れ。
 外の戦闘音を聞いたスパナさん。

  スパナ「お別れだ。
      2度と会う事は無い」

 スパナさん・・・(・ω・`)

  鏡花「つれない事 言うな!
     ドライバーは もうじき完成する。
     10年前の お前には無理だったけど、今の お前なら きっと自分の力を制御できる」

 だが、1度 鏡花さんのほうを振り返るも、何も言わず出ていってしまうスパナさん・・・。

  鏡花「そう信じて待ってる!」

 信じて・・・完成させておいてください・・・。
 きっとスパナさんなら・・・(・ω´・)

・ウィールマルガム。
 エンジェルマルガムを、殴りつけるスパナさん(・ω´・)

  ガッチャード「スパナ!」
  マジェード「黒鋼先輩!」

  スパナ「言ったはずだ・・・もう そんなヤツは居ないと」

 そう言ってウィールマルガムに変身するスパナさん。
 唸り声をあげて、戦いを始める・・・。

 だが、最初から居なかったとは聞いた。
 でも、もう居ないというのは初めて聞いた。
 鏡花さんの話を聞いて、心境に変化が あったという事だな?(・ω´・)
 もう一押し・・・もう一押し あれば・・・(・ω´・)

○次回は、21話「マッドウォリアー!黒炎のヴァルバラド!」
 スパナさんは、憎しみを乗り越えて、仮面ライダーに(・ω´・)
 だが・・・鏡花さんの声の感じ・・・(・ω・`)まさか・・・。